やれやれ…

護衛艦 いずも


昨日、横須賀で見た護衛艦「いずも」。
見た目では間違いなく “空母” ですが、あくまで “護衛艦” なのだそうです。

その「いずも」が今日、米軍艦船の護衛の任務に就くことになり、明日出航ということになったそうです。
千葉県沖から四国沖までの護衛任務だとのこと。
これまでは自分とは縁遠い問題という感覚でしたが、北朝鮮問題が急に身近な案件なのだという気分になりました。
なにごともなく、つつがなく任務を完遂することを祈るのみです。やれやれ…。

朝食に たまごかけごはん をいただきに行く

先日、静かに話題のカフェまで朝食の たまごかけごはん をいただきに行ってきました。

ヨリドコロ

日曜日の朝。
7時の開店から程なくして、窓に向かったカウンター席も含めて全テーブルが埋まるという人気ぶり。
そんな中、目の前を江ノ電が走るトレインビューのカウンター席を確保できたのは幸運。
さっそくお目当の たまごかけごはん定食 を注文します。
住宅街の小さな昭和の木造事務所を改装したのでしょうか。
生活道路と線路にはさまれたこぢんまりとした雰囲気がむしろゆっくりくつろげそうな気分にさせてくれます。

ヨリドコロ

ヨリドコロ店内


程なくしてマスターがカウンター席の隣についたボクと同世代の三人組とボクの間辺りにやってきて、今朝の主役、たまご を配りながら「おいしい たまごかけごはん の作り方」を説明してくれました。
曰く、黄身と白身を分けて、白身だけをとことん泡立ててください、と。
「へぇ〜!」
「あ、こっちの醤油なのね」
なるほどなるほど…。

主役のたまごはコトブキ園の恵壽卵だそうです

たまごかけごはん定食

たまご は割ってみると黄身は色が濃くぷりっと張りがある様子。
殻を使って白身と分けたらさっそく白身を泡立てます。

静かな店内に流れる土岐麻子の歌声にかぶさる箸が器をつつく音。
みんなが無心で泡立てに没頭しているという不思議な時間。
一日三食の中で最も飾らず素朴なはずの朝食が、ここでは三食の中でも最も贅沢なのではないかと思わせる空気感がありました。

「あ〜、腕がしんどくなってきた〜」
「あなた、私のより泡が細かくて滑らか〜」
箸が器をつつく音だけしか聴こえてこない空間に、囁くような話し声と慎ましやかに抑えられた笑い声。
お隣の三人組が小さな声で交わす会話が楽しい。

白身を泡立てます。完成形までさらに倍の時間を…

目の前を電車が二本通り過ぎるくらいまで白身を泡立てます。
「あら、きれいにできたじゃないの」
お隣のご婦人からお褒めの言葉をいただいたところで、さあ、それでは ごはん にかけてみましょうか!
ごはん は五穀米を選択。
あとは味噌汁に浅漬けに味つけ海苔、それに追加で注文した梅干しだけの、実にシンプルな日本の典型的な朝食。
割り箸ではないお箸もうれしいですね。

メレンゲ状になった白身は、ごはん にかけるというよりも載せるといった感じ。
ごはん に浸み込むことはなく、ふわふわ白いトッピング。
箸で真ん中辺りに凹みを作ったら、そこに黄身を落とします。

五穀米にメレンゲ状の卵白を載せ、真ん中に卵黄を鎮座させます

みごとです!

黄身の周りに醤油を少しだけまわして、さあようやくいただきます。

黄身を崩す。至福の時を目の前にした絶頂感。

…なるほど!

溶いた たまご を ごはん にかけてよく混ぜていたこれまでのボクの たまごかけごはん とは全く異なるものでした。
その食べ方がダメというわけではありません。
同じ名前でも白身がメレンゲ状になったこの たまごかけごはん とは全く別のもの-。
ボクにはそう感じられました。
白身の食感が苦手なヒトでも、これならばいけるでしょう。
しかも、生食用にこだわって開発されたというこの 黄身 がまた濃厚で美味しい。


トレインビューの朝食

これは、掻き込む一杯ではなく、ひとくちずつゆっくり味わい楽しむべき一杯。
マスターの研究の成果には感服です。
ごちそうさまでした。幸せな一膳でした。

完食。ごちそうさまでした。


この空間でのくつろぎの時間と満足の朝食で、ワンコイン。
毎日きちんと摂らなければならない朝食だからこそのこの値段。
友人の某女史が宣言したダイエット決行に対して三食はきっちり守りましょうとコメントしてから、ならば自分自身はどうなのだと再確認してみたくなったのですが、一日を気持ち好くスタートさせるためには朝食はやはりきちんと摂らなければいけないなと改めて感じた次第です。

質素ながらこんなに充実した素敵な一膳。
たまにはこうした朝食でリフレッシュさせなければいけいないなということを知ることができた良い機会となりました。

ヨリドコロ

ヨリドコロの建物と江ノ電


桜色

桜の染め物は花が咲く直前の桜を切って染料を搾り出すのだと聞きました。
ちょうどこんな状態のものを伐るのでしょうか。
今この木の中は、花をあの色に彩るための染料で満ちているのだそうです。

桜のつぼみ

この春咲いて数日ですぐ散る花も桜色ならば、一度も花は咲かせてもらえなくとも何かに形を変えて末永く愛でてもらえる染め物も桜色。

初めての ぶり大根

ぶり大根


日曜日に分けてもらった 大根 と、スーパーで安売りをしていた 寒ぶり で、初めての ぶり大根。

え? なにが初めてか、ですって?
初めて作ってみたわけです、ぶり大根 を。

ぶり はまず湯通しするとか、クッキングペーパーを落とし蓋にするとか…。
初めての経験も多くありましたが、満足のいくできばえでした。
ごちそうさまでした。



台湾の “巡道車” を見に行く

横浜の原鉄道模型博物館に、台湾から鉄道車両が運ばれてきて展示されているというので見に行ってきました。

台湾製糖 巡道車 111号


原鉄道模型博物館 と友好議定を締結している、台湾 高雄市立歴史博物館との企画の一環で、台湾糖業股份有限公司の烏樹林工場内で動態保存されている車両なのだそうです。

かつてより台湾の一大産業であるサトウキビ栽培と製糖。
農園と工場の間に軌道の幅が標準軌の半分である762mm幅の鉄道を敷き、小さな蒸気機関車がサトウキビを満載したトロッコを何両も牽いて輸送していました。
農園ごとに私有の鉄道として敷かれていて、機関車はアメリカや日本から輸入し、貨車や客車は製糖工場内で製造されたものも少なくなく、実にバラエティに富んでいたのだそうです。

台湾製糖 巡道車 111号

台湾製糖 巡道車 111号

台湾製糖 巡道車 111号

台湾製糖 巡道車 111号

この111号も台湾糖業の蕭壠(現佳里)工場で1921年に造られたもの。
長さ3.5m×幅1.8m×高さ1.7m、古い駅の待合室みたいな木製車体のこの気動車は、台湾の中で現存する最も古い巡道車なのだそうです。
“巡道車” とは、“巡回車” と訳されていますが、鉄道の見回り検査などに使用される車両のこと。日本の形式でいうならばJR(旧国鉄)風に “キヤ” といった感じでしょうか。
産業用の鉄道ですから旅客用の車両は基本的には所有しておらず、そのため人員を載せるだけのこういった機能本意の車両が生み出されたのだろうと思います。

台湾製糖 巡道車 111号

車内は、ほぼ中央に床からにょっきりと変速ギアのレバーとブレーキのハンドルが立ち上がっていて、おそらくアクセルはエンジンカバーの辺りにペダルがあるのでしょう。
定員12名と車体の側面に記されていますが、乗り込んだ12名の作業員たちのほぼ真ん中に運転手が低い天井に身をかがめながら立つか、ロングシートの真ん中辺りに他の作業員たちと並んで座って、進行方向の窓越しに前方を見ながら操縦していたのだろうと思います。
どちらにしても、フロントガラスからは奥まった位置での操縦ですから、定員以上の作業員や一般客などは載せられないですね。
雨の多い台湾ですが、フロントガラスにはワイパーがありません。

今でも台湾では製糖工場は稼働していて、またこういった鉄道車両たちが活躍していた糖業鉄道を保存して観光用として一般公開しているところも少なくありません。
台湾には、九份や淡水、日月譚、阿里山など訪れてみたい場所がたくさんありますが、こういった糖業鉄道も体験してみたい観光地のひとつです。
一回は訪れてみたい台湾。またひとつ、魅力を見せつけられてしまいました。

台湾製糖 巡道車 111号

※文中、台湾の地名などは読み方表記がわかりませんでしたので、注釈は省きました。ご了承ください。


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こまめというわけにはいきませんが、ちょっとしたことを書き記してみます。

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