「武蔵野うどん」を食べに行く

今日7月2日は 「うどんの日」 なのだそうです。
田植えや麦刈りが終わった労をねぎらうために、うどん を打って食べるという讃岐地方の風習にちなんで制定されたのだとか。
そんなわけで、今日は うどん を食べに行ってきました。

武蔵野うどん


関東ローム層によって水はけが良すぎて稲よりも小麦作りに向いていたという多摩地域から北側の “武蔵野” 地域。
この地には以前から “ハレの日”に うどん を食べるという習慣があったのだそうで、その うどん を称して “武蔵野うどん”。
コシの強い太めの うどん をざるに盛るなどして、温かいつけ汁にくぐらせて食べるのが “武蔵野うどん”。
それに “かて” と呼ぶ、茹でた野菜などを添えて食べるのが一般的なのだそうです。

…で、“かて” ってなんだ?
「食糧」や「兵糧攻め」などで使われる「糧」と書いて “かて” と読みます。
「食物全般」や「精神や生活のために必要なもの」という意味を持っていて、ふむふむなんてちょっと納得しかけたのですが、辞書をもう少し読み進めてみて、…あ、これか!? と。
「混ぜ合わせる」などといった意味を持つ「糅てる(かてる)」という動詞の連用形として「糅(かて)」という言葉があって、その意味が「主食の量を増やすために混ぜ加えて炊く物」とのこと。
そこから転じて、主食の うどん に添えて食事の総量を増やしたり、栄養を補ったりする副菜をこの地域で “かて” と呼んだのではないか? …そんな風に推察。

この写真では、左奥の天ぷらが “かて” のように見えますが、これ、実はけっこうなボリュームの「ミニかき揚げ丼」。(笑
その右隣のサラダも “かて” ではなく、本来の姿の “かて” は、つけ汁に入れられた青菜。
打ってから日持ちのしない うどん のこと、“ハレの日”に食べられていたというのはよくわかりますが、 “武蔵野うどん” の、なんと質素でつましいことか-

太くコシの強い、小麦を感じる “武蔵野うどん” を、東京・府中で、しばし堪能してきました。

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