2012年は3月18日、そして
昨年は3月8日に見物に出かけた、三浦海岸の河津桜。
今年は満開との情報があった先週を雨で逃してしまったので、葉桜見物覚悟で今日、見に行ってきました。
時折りぱらぱらと小雨も降るあいにくの空模様に、やはり言われていた通りの、葉桜。
しかし、思ったほど花は散っておりませんでした。
今年も変わらず、河津桜と菜の花の競演。
そこに、赤い電車が華やかな彩りを差し込みます。
葉桜の葉は、必ず若葉色。
薄紅色との相性も悪くありません。
桜で染め物をするときは、花ではなく、開花直前の枝から染料を採るのだそうです。
この色の花をいっせいに咲かせるために、木はこの時期にあわせてその幹や枝の内部で、この色に染め上げるための原液を作り出して貯めているのですね。
そして一気に開花させてその樹液を使いきった今は、葉を茂らせるための栄養分が豊かで新鮮な樹液が満ちている状況のはず。
そう考えると、樹々から力強さと頼もしさが感じられてきます。
桜の木もこの時期が一番忙しいのでしょうか?
ボクもがんばろうと、素直に思えます。
好いリフレッシュになりました。
日もすっかり暮れた帰りがけ。
これもまた例年のように、三浦海岸駅前の桜はライトアップされておりました。
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