あれから4年

その前の年の春に勤務先の業績悪化から、それまでやってきた業務から外されてしまったところを先輩になんとか救われて、本社を出ていた時の、2011年3月11日。
一年間の期間限定での出向を間もなく終えて、次はどこに行かされるのかと不安はあったものの、むしろ本社を追い出される経験やこの一年間の “外野” での経験がボクの視野を広げてくれたし、なんだか楽しくもなってきていたので、小さくも充実を感じていた日々の終わりを迎えようとしていた頃の、2011年3月11日。
ボクにとっては、その一年前の2010年の3月11日のほうがずっと暗くどんよりとしていたのです。

一年かけてボクの中では何かが大きく変わってきていた時期の、2011年3月11日。
そしてこの日を境に、大きく変わるのはボクの中だけではないことになってしまいました。

これまで仲間だチームだと思ってきていた者たちのリーダーに裏切られ、気づいてみれば自分が思っていた以上に度量が小さいことを感じて自分にも裏切られたような気持ちになっていたところに、あの地震。
いつかは来るとは思っていたけれども、実際に遭ってみると、何の神かはわからないけれども神に裏切られたような気持ちにもなりました。

そして今日、あれから4年の、2015年3月11日。
あれ以降、目覚ましい好転こそないものの、少なくともあの一年間以上の理不尽な暗転には巻き込まれることなく過ごしてきました。
ボクの中では、まあ復興の緒についたという感じでしょうか。

京浜運河越しに西の方角を眺める

今日の夕まずめ、運河を見渡す公園から走り抜けるモノレールを眺めながら、都内中心から自宅に向かって約18kmを4時間かけて歩いたあの日のことを、ちょっとだけ思い出してみました。

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Re: 焼酎学生さま

あまりに大きすぎる天変地異や地獄絵図を経て、変わらない人などいないでしょう。
焼酎学生さんの世代にとっては、戦争を抜きには語れないのだろうと思います。

そういう経験があっても、心がすさぶようなことなく、どちらかというと穏やかに今を生きられているということ、もしかしたら奇跡なのかもしれないですね。
なにに対してかはハッキリわかりませんが、ともかく感謝、です。

No title

未曾有の「地震」に遭遇した前後のころに、生きるための「自信」を深めた。今だから笑い話が出来ます。
ボクにとって人生最大の災難は、生と死を分けた戦争と大阪大空襲でした。
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