Happy birthday, 東海道新幹線

東海道新幹線 開業50周年 マーク

父の故郷が静岡にありましたので、子どもの頃は休みがくるたびに、東海道新幹線「こだま」にはよく乗っていました。
「ひかり」は静岡駅には停まりませんので憧れの存在でした。わずか、家族で大阪万博に行った時と京都旅行をした時の2回しか乗ったことがありません。
3回目は中学校の修学旅行で京都、4回目は高校の修学旅行で九州…。

頻繁に乗るようになったのは、やはり社会人になってからでした。
最初は、社会人一年生で入った会社。
本社が大阪にある関係で入社式で大阪まで乗り、転職先では京都や大阪、神戸などに取引先があったので頻繁に乗るようになり、その次の会社では営業部門が大阪にあった関係で、週一回以上という高頻度で大阪と東京を往復したりもしていました。
ちょうど、「のぞみ」が増えてき始めた頃でしたね。

東海道新幹線

仕事での利用が多いので、乗るときはほとんどぐっすり眠っていることばかりで、「往復とも浜松駅や豊橋駅は全く見ませんでしたね」などと上司とよく話していたものです。
それでも、朝や日中など、明るい時間帯に乗るのは景色が楽しめてうれしいものです。
富士山ばかりでなく、大阪に向かう新幹線が富士川を渡ってトンネルを越えて清水市(現在の静岡市清水区)に入ったばかりのところで右側に見える細い川にかかる小さな橋や、関が原の線路沿いにある製材所、米原から京都に向けてしばらく走った辺りから築堤の下に並走する近江鉄道の単線など、素敵な雰囲気を持ついくつかの沿線の風景を覚えて、車窓に釘付けになるのもまた好いんですよね。

東海道新幹線

そんな東海道新幹線は、ボクより1ヶ月とちょっと前の今日が誕生日。50歳を迎えました。
車両は開業当初の0系ではなくなり、今は5世代目の700系グループばかり。
なんとなくムーミンみたいな顔つきのくせして実にスマートなスタイルになりました。
観光ばかりでなく、ビジネス面でも重要な役割を担う東海道新幹線なので、客室のスペースをなるべく創りだそうとした結果のデザインのようで、これが実にカッコ好い。

東海道新幹線 N700A

今後はリニア新幹線の登場で、東海道新幹線の進化が止まってしまうことはないのかと、ボクは秘かに心配しています。
東京(品川)-名古屋間でリニア新幹線を開業させれば、それを運営するJR東海はやはりリニア新幹線の利用者を増やしたいでしょう。
ならば、東海道新幹線の本数を減らしてその分の乗客をリニア新幹線に振り分けるのが最も簡単な集客方法。
新横浜駅-名古屋駅間ノンストップの「のぞみ」が減便され、残された便もこれまで通過していた途中駅への停車が増やされ、実質的に新横浜駅-名古屋駅間の所要時間が延びるはずです。
新幹線の第一義であるはずの “速達性” については優先順位が低下して、洒落でもありませんが “のぞみが失われていく” のです。

東海道新幹線

50年に至り、もはや “「新」幹線”ではなく、“「真」幹線”であり “「芯」幹線” であるとボクは思っています。
リニア新幹線という身内のライバルの登場ばかりでなく、50年間を経てきた線路や基盤の耐久性という内なる敵とも闘っていかなければならない、これからの東海道新幹線。
ボクは同級生として、応援したいと思います。

東海道新幹線

がんばれ、東海道新幹線! いつまでも、“夢の超特急” であれ!
Congratulations and best wishes on the 50th anniversary of 東海道新幹線.


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Re: 焼酎学生さま

リニア新幹線は、品川-名古屋間を45分で結ぶのだとか。
新幹線が生まれる遥か前に、「弾丸列車」という高速鉄道の構想があったそうですが、トンネルの中を高速で進むだけのリニア新幹線は、さながら鉄砲の重心の中を進む、まさしく「弾丸列車」ですね。

翼のない飛行機は、交通機関というよりは非日常体験のできるなにかのアトラクションのようです。
確かに、一度乗車体験をしてみたいとは思いますが、移動手段として考えるならば新幹線か飛行機で十分ですね。

No title

車窓風景が極度に少なそうな、半地下鉄のようなリニア新幹線。1駅間だけの試乗はしてみたいですが…
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