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春分の日に北アルプスを眺めに行く…その6

本当は、今回行くことのできなかった「市立大町山岳博物館」や市内の町家をもっと見学してみたりもしたかったのですが、「塩の道ちょうじや」を見学することができただけでも、ボクの中で大町市に対する意識が大きく変わったので、それはそれで良かったのだろうと思います。
僅かな滞在時間の中での見学でしたが、とても勉強になったひとときでした。

ここからのつづき



JR大糸線

信濃大町駅からの電車は、松本駅までの約35kmを約1時間で走ります。
昼前に乗った電車なので、松本の街でランチです。

JR大糸線の車窓から

走り始めて5分ほど。
車窓の風景は、白馬駅や南小谷駅周辺であれだけ降っていた雪がまるでウソのように、沿線には雪と思しきものは一切見られなくなっていました。
でも実はこの時、白馬付近を含む長野県北部地域には、大雪警報が出されていたのだそうです。

信濃松川駅からの風景

下り列車を待つためにちょっと長めに停まった信濃松川駅からの風景。
安曇野の背後に連なる北アルプスのうち、最前列の山々の様子が窺えるようになってきました。
空はまだ全然曇っていますが、雄大な山々がすぐそこに見えています。

信濃松川駅からの風景

移ろいやすい山の天気。雲が出やすく天気が変わりやすいからこの地は “安曇野(あずみの)” と名付けられたのでしょうか?
(後日調べてみたところ、諸説あるとのことでしたが、九州北部から全国に散ったという “安曇氏” に由来するもののようでした)

JR松本駅

駅ごとに地元の学生たちが数人ずつ乗り込んできて、かなり混雑した状態で電車は定時に終点の松本駅に到着。
さあ、街に出てランチです。

…とはいっても、ボクたちのような青春18きっぷ利用者にとっては、相変わらずゆっくりしてもいられない状況があるのです。
松本駅から今回の旅の起点である立川駅や八王子駅まで、各駅停車で乗り継ぎも含めて3時間半から4時間を要します。
終電間際にぎりぎり自宅に帰り着くのではなく、自宅で夕飯が食べられるくらいの時刻に帰りつくためには、あまりのんびりしているわけにも行かないのです。
松本での滞在可能時間は、およそ2時間弱。午後2時半前の電車に乗ることを目指します。

というわけで、松本市内観光は極めて初心者向けコースのさわりのさわりだけ。
駅前から10分ほど歩いて、土蔵造りの商家や店舗の並ぶ中町通りへ。

カレーの店 デリー

以前、カミさんと来た時に行列ができていた店、「カレーの店 デリー」。
店内をのぞいてみるとこの時もやはり満席に近く、4人ばらばらのカウンター席を勧められましたが、4人相席だったテーブル席の方々がちょうど食事を終えられたようで、開けてくださいました。
行列のできる人気店は、こういう客同士の気遣いが好いですね。

注文したカレーを待つ間の何もやることのない時間、徹夜の移動に早朝からの活動で疲労困憊のボクたち4人は、ほとんど無言でただひたすらぼーっとしていました。

デリーのカレー

程なくして目の前に供された美味しそうなカレー。
とても美味しかったという記憶だけが妙に鮮明に残っていますが、4人はヒトコトも語らずにひたすら夢中になって食べ続けて、あっという間に全員完食したのでした。

松本市内から見た美ヶ原 王ヶ頭

食後のまったりしてしまう時間は、軽く街歩きをしながら駅まで向かいます。
なまこ壁のある土蔵造りのお店の並ぶ中町通りから女鳥羽川へ。
橋の上から東の方向に、白く雪をかぶった美ヶ原の王ヶ頭 (おうがとう:2,034m) がきれいに見えました。
白馬駅から白馬大池駅の間では歩きながら北アルプスの山々を観ることはできませんでしたが、中央アルプスはここで眺めることができたというわけで、ちょっと満足です。

松本市内の様子

松本市内 縄手通り

松本市内 縄手通り

松本市内 縄手通り

江戸時代の城下町を再現したという縄手通りを歩いて松本駅に戻ります。

JR松本駅

すっかり良い天気になった昼下がりの松本を出発して、真夜中に来た道を東へ。
程よく空いた車内に、テンポ良く断続的に響いてくる車輪が線路の継ぎ目を刻む音。
気持ちのよい速度で走る電車の車内は暖かく、ついうつらうつらしてしまいます。

JR中央線 車窓からの富士山

ふと見れば、車窓に富士山。
そうか、これから富士山に近づいていくのか…。

JR中央線 車窓からの富士山

JR中央線 車窓からの富士山

JR中央線 車窓からの富士山


JR中央線 ホリデー快速ビューやまなし

甲府駅で乗り換え。
この時期の週末限定で運転されている2階建ての快速電車に乗ることができて、2階窓側を確保。

JR中央線 車窓からの富士山

JR中央線 車窓からの富士山

JR中央線 車窓からの富士山


JR中央線 ホリデー快速ビューやまなし

甲府盆地の東端、勝沼までは車窓から見える富士山を楽しみながら、日も暮れた午後6時過ぎ、約18時間ぶりに4人が合流した八王子駅まで帰り着いて、今回の一日旅行を楽しく終えて散会となりました。

青春18きっぷに雪中行軍、そして塩の道について学べたこと。
一日でまたなかなかの貴重な体験をさせていただきました。
この旅に誘ってくださった焼酎学生さん、そして旅でごいっしょさせていただいた遊助御大にK嬢、皆さんに感謝いたします。
以上、6回にわたって書き連ねてきました「春分の日に北アルプスを眺めに行くの旅」は、これにてめでたく完結。ご愛読、ありがとうございました。
《この項、おわり》


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Re: Yuusuke320さま

こんばんは。
今回のシリーズは、焼酎学生さんが小冊子にまとめられるとうかがったので、スピンオフなど派生記事は一切考えずに全てを収めました。
従って、リクエストをいただいても、なにも出てくるものはありませんので、ご了承ください。

電車の車窓からコンデジで富士山を狙うのは、なかなかむずかしいことでした。
構えても、シャッターを切った瞬間に線路沿いに高い建物があったり、木が植わっていたり…。
そしてそれよりなにより、中央本線は全線が電化されているので、車窓にずっと電線が見えていて、頻繁に架線柱が視界を横切って行くのが最も煩わしかったですね。
ただ車窓を眺めている分には気にならないのですが、写真に残すとなると、いろいろなものがじゃまになってしまい…。

ともあれ、楽しい一日を、ありがとうございました。

こんばんわ。

 もう終わっちゃうんだよね。残念。 でも、スピンオフストーリーがあるんだよね。 と、リクエストします。 
 雲がかかる富士山が近づくにつれて山頂まで見えるようになり楽しい1日でした。 おつかれさまでした。

Re: 焼酎学生さま

いやはや、最終回が見えてからが長かった…。(笑
ようやく仕事のピークも越えられたようで、なんとかまとめることができました、ハイ。

写真は、撮ったところではたくさん撮っているのですが、撮ることを忘れている場所についてはけっこう肝心なはずのショットが全くありません。
実は今回の6回のレポートでは、そこが一番苦労しました。
写真がないから触れずに逃げたり、写真はないけどさらりと語ってみたり…。
まあ、そんなこんなもまとめて、今回は楽しくまとめることができました。
ボクとしては、1ヶ月以上経過しないうちにまとめられたことも、ちょっと良かったことでした。
小冊子、よろしくお願いしますね。楽しみです。

No title

隠居のボクよりも10倍ほども多忙なI.Zさん。
にもかかわらず、精細なレポートを有難うございました。
同行のボクが気づかないうちに、写真もたくさん撮っておられますね。
さあ、それでは旅行記小冊子の編集・印刷・製本にとりかかります。
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I.Z.と書いてイーズィーと読みます。
こまめというわけにはいきませんが、ちょっとしたことを書き記してみます。

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