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春分の日に北アルプスを眺めに行く…その3

日の出の時刻まであと10分ほど、電車は定刻通りに白馬駅に到着。
青白き「白馬」駅。雪がけっこうな勢いで降っていました。
次の列車が来るまで駅構内で1時間も待つのはもったいない。
雪でも、ひと駅(約2km)ぐらいは歩きましょう、ということになりました。

ここからのつづき



JR白馬駅から国道148号線を北上する時、先ほど渡った松川橋やこれから渡る楠川大橋から西の方向に北アルプス後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)の山並みが美しく見えるのだそうです。
ネットで検索をしてみれば、確かに美しく雄大な山々の姿が、まさに今歩いている “ここから” 見えるはずなのに…。

国道148号線からの眺め

東京・横浜で2月に二週にわたって何十年ぶりかの大雪に見舞われたことこそありましたが、それでもこれだけの雪の中を歩くことなどめったにないこと。
意外にもボクたちは、この雪をむしろ楽しみながら歩き続けていました。
見たかった風景は見られなかったのですが、見られることを予想すらしていなかった風景の真ん中に今、身を置いているのですから。
同行のK嬢の無邪気な様子がとても楽しい。

国道148号線の案内標識

歩を進めると、こんな案内標識が現れました。
冬はこんな雪で閉ざされてしまう集落ゆえか、街道から逸れても抜けられるということを表すような地名と、なにか童話のようなエピソードがありそうな地名が。

脇道の様子

その方向を眺めると、いやこれ、ボクたちのような素人が足を踏み入れると命の危険にさらされそうな雰囲気の小径…。

国道148号線の道路標識

ボクたち以外の歩行者は全く眼にしないまま進んできたところ、楠川大橋を前にこんな道路標識が現れました。
「南無三、ここまでか!」(笑

国道148号線 楠川大橋からJR大糸線鉄橋を望む

国道の反対側に渡ったボクたちは、白馬乗鞍岳を水源とする透明度の高そうな楠川を渡ります。
この辺りで白馬駅から続いてきた平地が終わり、ここから先は姫川を底にこの国道148号線とJR大糸線を挟む谷間に突入していきます。
地質学上で東北日本と西南日本を分ける「糸魚川静岡構造線」、いわゆる「フォッサマグナ(大地溝帯)」の西の縁を進みます。

国道148号線からの眺め

歩道がしっかり整備されているので歩きにくいことはないのですが、積雪のせいで道路と反対側の歩道の端がわからないため、歩道の真ん中を進みます。
白馬駅から1時間と少々、およそ4kmを歩いてきたところ。

「-1℃」表示

ユニクロで買ったフリースの手袋に雪がまとわりついて払い落とせなくなってきたなと思っていたのですが、なるほど気温はマイナス1度だったのですね。
タイヤに踏み固められた車道は凍結したところもあるのかもしれませんが、ボクたちの進む歩道は先を行く歩行者もいないので新雪。
降雪量は多くなってきているようですが、意外と歩きにくくはありません。

白馬村-小谷村 村境

雪が降り続ける真っ白で淡々とした道をさらに30分。
前方の左カーブのその先に集落が見えてきたような気がした辺りで白馬村から小谷(おたり)村に入ります。

白馬大池駅

白馬大池駅

そしてさらに10分。
約6kmの道のりを歩き切って、ついに、栂池(つがいけ)高原の玄関口、白馬大池駅に到着です!
途中、ひと駅目の信濃森上駅から別行動をしていた遊助御大が、温かい缶コーヒーで出迎えてくれました。

白馬大池駅

《つづく》


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Re: 焼酎学生さま

実は、ルート図を入れるかどうかについて迷いました。
結果的に入れませんでしたが、この記事を読んで歩いてみたいと思う方がいるのならば、それは光栄なことですね。
冬でなくとも、晴れていればどんな季節でも好いと思います。

小冊子ですね。
早く完結させるように、がんばらねば…。(笑
よろしくお願いします

No title

このコースを知らない人がこのレポートを見たら、一年後にこの真似をしてみたくなるかもしれませんね。
後日行なう旅行記小冊子の、編集・レイアウトをどう「工夫するか、楽しみにしています。

Re: yuusuke320さま

お褒めの言葉を、ありがとうございます。
ただ雪の中を歩いただけの話なのに、長引かせすぎですよね?
とは言え、やはりここまでが今回の旅の大テーマでしたから、レポートもついつい熱中してしまった次第です。
次回からはようやく電車での移動です。

こんばんわ。

《つづく》がずっと続いてほしいレポートは単に「雪道を歩いただけ」なのだがナゼカさわやかさを覚えます。
たぶんチャレンジしている人より、ガンバってーお疲れ様と声援を贈る人に感動を与えていることでしょう。
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