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映画 『もらとりあむタマ子』

《ものがたり》
東京の大学を卒業したものの、就職せず、父の善次(康すおん)がひとりで暮らす甲府の実家へ戻ってきたタマ子(前田敦子)。しかし、善次が営むスポーツ用品店・甲府スポーツをろくに手伝うこともなく、開店時間になってもぐうぐう眠り続けている。ようやく起き出して、残り物のロールキャベツをがっつくタマ子。プリンを食べてマンガを読んで、ハッと目を覚ませばもう夕飯の時間。テレビを見ながら「ダメだな、日本は」と吐き捨てるタマ子に、善次は「食って寝てマンガ読んで。ダメなのは日本じゃなくてお前だ!」と手厳しい。タマ子は勢いで「その時が来たら動く!」と言い返す。「いつなんだよ?」「少なくとも……今ではない!」



映画 『もらとりあむタマ子』


何かの映画を見に行った時に上映された予告編。その映像を見てどうしても見たくなってしまった作品をようやく見てきました。
ぐうたらでのんべんだらりとした日々を送る「モラトリアム」な23歳の女性、タマ子。
そんな主人公を、女性アイドルグループ「AKB48」2012年8月に卒業した前田敦子が演じているのですが、予告編で見たその演技が妙に自然だったためにどうしても見たくなってしまった、という次第です。

働きたくないなぁ、だらっとしていたいなぁ…。そんな時は誰にもあるもの。
主人公のタマ子は、そんな欲求に抗わず地方都市の実家でだらっとした毎日を過ごす-
自分の夢や具体的にやりたいこと、理想とする進路などが見えていない若者たちは、多少の差こそあれ、おしなべてこんな具合なのでしょう。
22歳の前田敦子が、そんなひとりの、等身大の女性を演じています。
アイドルにしてはお世辞にも誰もがかわいい声とは言わないであろう地声の効果もあって、もしかすると本人そのものもこんなに怠惰なのではないかと思えるほどでした。

一方で、今をときめく女性アイドルグループ「AKB48」の基礎を築き上げてきた中心人物のひとりで、多くの楽曲でセンターの地位を構えてきた一大アイドルでもある彼女。
この映像は、そんな彼女がグループから独り立ちして進むべき道を歩み始めた今の成果を見せているものであるとも感じました。
“元「AKB48」のセンター” ということをすっかり忘れて、今この瞬間は “タマ子” になりきっているという努力の成果。

「AKB48」は女性アイドルグループであるのはもちろんのこと、宝塚歌劇団にも似た人材育成組織でもあります。
研究生から正規メンバーに昇格するなどアイドルが育っていく過程を見守ることができるということも「AKB48」のコンセプトのひとつですが、センター(トップスター)まで上り詰めてくれば、その後は “卒業” という流れになってくるのは必然。
センターを務めたメンバーとして一番初めに “卒業” したのが、この前田敦子。
真面目で身の程を十分に知っている人という噂を耳にしていましたが、卒業後はなおいっそう努力を積んで新しい道に踏み出しているということが画面から伝わってきた、期待通りの作品でした。
“タマ子” より一足先に、前田敦子は新しい一歩を踏み出していました。



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Re: 焼酎学生さま

確かに、ボクにもモラトリアムな日々はありましたねぇ。
2年間に及んだ、大学浪人の頃がそんな感じでした。

しかし、今どきの大卒女子のモラトリアムとは、だいぶ違いました。

No title

誰にもある青春のひととき物語。
色つきドキュメンタリーの趣でしょうね。
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