11月11日考

2年前の11月11日は2011年ということもあって、“11” が3つも並びました。
そんな日に書いた記事の中で、中国では “1111” が独身オトコ4人に見えるようで、11月11日は “光棍節”といって独身者の記念日だそうだと紹介しました。
“1111” を寂しい男4人と連想するわけで、箸が二膳で “箸の日”とか新雪に続く足跡で “下駄の日”とか、2本が2組と連想する日本とは違う感性が面白いですね。

お箸は二本の棒で一膳、靴や靴下は左右合わせて一足、屏風は二架または二曲で一双と呼ぶそうです。
数字の後ろにつけてどんな事物であるのか、いわゆる単位を表す言葉を「助数詞」といいますが、ふたつでひとつの物事を構成する箸や靴など、俗に “にこいち” などとも呼ばれるものの場合、ふたつ揃わない時にはどう言ったらいいのかわからないところも面白いものです。

一般的に英語には「助数詞」はないと言われていますが、意外にもこの “にこいち”な物事については助数詞のような表現があります。
「pair of shoes(靴)」などというのが中学の教科書にもありましたよね。
「pair of socks(靴下)」「pair of socks(靴下)」「pair of gloves(手袋)」などはわかりやすいところですが、「pair of trousers(ズボン)」「pair of jeans(ジーンズ)」ときて、「pair of compasses(製図用コンパス)」や「pair of scissors(ハサミ)」「pair of glasses(メガネ)」「pair of castanets(カスタネット)」などときてしまうと、もう “にこいち”という感覚からは離れてしまうような気がするのですがどうでしょう。

“1” と “1” が近からず遠からじの微妙に好い距離を保つ “11”。
独身オトコが2人ではなく、ペアでありカップルであり、もしかしたら夫婦? などと “一組” となぞらえたいものです。
(今どき、「夫唱婦随」とか「夫倡婦随」などと発すると、「男尊女卑」と叩かれてしまうかもしれませんので避けました…)

そんな11月11日に、ヨーロッパから「アバが再結成かも!?」という、ちょっとうれしいニュースが届きました。
1970年代から80年にかけてヒット曲をつぎつぎ生み出した、『ABBA(アバ)』。
名前の頭文字が「A」で始まる女性がふたりと、「B」で始まる男性がふたり。
「A」と「B」のそれぞれ2組のカップルが、やがて2組の夫婦になって大ブレイク。
ボクの大好きなポップスグループでした。
「アバ」については、いくらでも書きたいことがあるのですが、今日はここまで。


気がつけば、もう日付は11月12日になっておりました。

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Re: 焼酎学生さま

確かにpair of のズボン以降は不可解ですね。
「pair of trousers」は単に「ズボン」と訳しますが、その中に入る「pair of legs」はなんと、「2本の脚」と訳します。
…もう、わけがわかりません。

ボクもカミさんも働いていますが、そんな我が家でも、ほとんどの場合が「婦唱夫随」で成り立っています。(笑

No title

「pair of…」の、靴から手袋までは当然ですが、ズボン以降は不可解です。

わが家はボクが働かなくなってから、婦唱夫随になりつつあり、平和を保っています。
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