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福島で いかにんじん を食す

いかにんじんとは、福島県北部の郷土料理である。
スルメとニンジンを細切りにし、醤油、日本酒、みりんなどで味付けする。


いかにんじん(左)


Wikipediaにはこのように説明されている いかにんじん
画面左側の高台小鉢に盛りつけられているのが、いかにんじん です。

本当は晩秋から冬にかけての家庭の味なのだそうですが、ボクは福島でこの夏、初めて口にしました。
ニンジンのしゃきしゃきとした食感と、その中に混じってスルメイカがときどきぐっと力強く噛むことを要求してくる、素朴で甘じょっぱい惣菜。
おかずはもちろんのこと、お酒のあてにも最適なのだろうと思います。

蝦夷地の松前藩が福島・梁川藩に国替えになった際、北海道のスルメイカに新しい地である福島のニンジンを和えたのが起源という説もあるようですが、それを再度国替えになって松前に戻った時に持ち帰って、昆布を加えて松前漬けが生まれたという説もあるようです。
起源がなんであれ、いかにんじん は福島の郷土料理です。

福島の食に不安を感じる人たちはまだまだいると思います。
福島に行って地元の産品を食べるボクの行為に、心のどこかで「大丈夫か?」などと無意識に反応している人たちもいることでしょう。
でも、ボクは地元の方々が安全だと自信を持って出してくれたので、何も心配などせずに美味しくいただきました。

2020年のオリンピックを東京に招致しようという最終プレゼンテーションを前に開かれた記者会見で、海外のメディアから放射能の影響に関する質問が、思いの外多く出てきたと、今日のニュースが報じています。
その “思いの外” という感覚は、今福島の人たちが福島に縁のない人たちから見られている時に感じるものと、似ている気がします。
例えば東京から見た福島、「福島って大丈夫なの?」
-それと同じ感覚で、日本や東京が世界から「大丈夫なのか?」と見られているということ。
そういうふうに見られているのだというその感覚こそを、知ってほしいと思います。

しゃきしゃきとした新鮮なニンジンの中に、生ではなくて干されてちょっと硬くなったスルメイカが混じる いかにんじん。
おおらかでのんびりした中にも芯の強さがある福島の人たちの姿をそのまま表現したような、素朴な一品でした。


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Re: 焼酎学生さま

都知事やJOC会長が福島の件で苦しそうに国を擁護している姿がテレビで頻繁に映し出されていますが、痛々しくて気の毒ですね。
ボクも、福島は応援していきたいと思っています。

「いかにんじん」、COOKPADなどにレシピが出ていますよ。

No title

福島をチェルノブイリと同一視する感覚は、国の内外を問わず無理もないことだと思います。
東京五輪招致が失敗する場合の唯一の原因でしょう。
ボクは同胞として、あらゆる面で福島を応援・支援してゆきます。
「いかにんじん」。Wikipediaのレシピを見て、わが家で試作してみたいです。
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