若い力を 送り出した晩

引っ越してきてから通うようになった近所の床屋。
店長がなかなかアイディアたっぷりの熱い人で、閉店後の育毛セミナーやらお客さんを集めて草野球やら、あれこれ企画を組んでは開催してお客さん同士の親睦も図っているお店です。

そんなユニークな床屋さんで新人から6年働いてきた唯一の若手男子スタッフが、このたび、8月末をもってお店を去ることを決意しました。
今日はその “卒業記念壮行会” でした。

大きな夢は持っているものの、さしあたってどうするかという目先の予定は決めずの退職。
そういうことなので、お店ではオーナーや店長に留意されたということでしたが、彼にとっては “今” だったのでしょう。
壮行会に集まった男性10数名は皆、彼よりもけっこう年上の客たちばかりでしたが、若い彼の想いを温かく受け入れたようでした。

行きつけの床屋ということだけがつながりの、にわかにはちょっと信じられないようなメンバーですが、客のひとりがやろうよと言い出してそれが伝わって10数名がやってくるという、そんなつながりを持つ不思議な集まりでした。
しかもそのほとんどが、彼の担当する顧客ではないというのが、さらに信じられないような事実。
彼のひととなりと、店長のひととなり、そしてお店の醸し出す雰囲気なのでしょう。
大切な若い可能性を手の中から放して世に送りだすことは、お店にとっては大きな勇気。それを果たしたお店にも、感謝の意を伝えたいと思います。

横浜市北部の住宅街に、小さいけれど力強い結束の地元ブランドがあることを知りました。
若き彼の、これからに幸あれ!

卒業記念壮行会




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Re: 焼酎学生さま

「田舎新聞だったら記事になりそう」-なるほど!

最初のお店をステップに、次の店でも勉強をして、5年後には独立するのだそうです。
彼なら、やれそうな気がします。

快哉

最近では珍しい良いお話ですね。田舎新聞だったら記事になりそうな。
退職する若者の将来は、心配ないと思ってしまいました。
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