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福島に 「伊藤若冲」 を見に行く

これまで、洋画に比べて日本画に対する解釈の仕方が今ひとつ判らずにいました。
金箔や貝殻、胡粉など時得な絵の具を使って、華やかな中にもわびさびを表現することに対して、すごいなとか美しいなと感じることはあったのですが、その技法等ばかりに気がいってしまっていて、そもそも画家がその作品を生み出そうと思い立った根源はどこにあったのだろうかと考えたことなどありませんでした。
宮廷や幕府から依頼されて襖絵や屏風を描く御用画家の作品には、与えられたテーマに対して、できる限りの技法をつかって最高の表現はしているものの、画家自ら描きたいという衝動などはないのだと思っていたのです。

しかし、ボクはこの夏、この展覧会の会場に入って最初に掲げられていたボードの最初の一文を見て、それらの考えが大きく変わっていくのを感じました。
「誰が描いたのかより、その絵が美しいかどうか…」

しばらく前に見たテレビ番組に初めてその名前と作品を知った江戸時代中期の画家、「伊藤 若冲 (いとう じゃくちゅう)」の作品を見に、7月の終わりに、東北・福島まで行ってきました。

福島県立美術館

東日本大震災復興支援 若冲が来てくれました プライスコレクション 江戸絵画の美と生命


-なるほど!
知ったかぶりの頭で勝手にむずかしく見るのではなく、ただ単純に美しいかどうかだけで見ればいいんだ-
伊藤 若冲ばかりでなく、画家自らが描きたいという衝動に駆られて描いた日本画が、たくさん展示されていました。
それらは全て、「生命」の力と輝き、そして喜びに満ちた日本の作品でした。

なるべく早く記事にしたかったのですが、どうしても文字にすることができませんでした。
ボクにとってそれほどまでに感激した展覧会だったのです。作品にも、またそれをこの東北地方を巡回して展示しようと思い立ったプライス夫妻にも。


福島県立美術館 企画展ホームページ
東日本大震災復興支援
若冲が来てくれました
プライスコレクション 江戸絵画の美と生命

2013年7月27日(土)~9月23日(月・祝)


若冲が来てくれました展 公式ホームページ
若冲が来てくれました展



東日本大震災復興支援 若冲が来てくれました プライスコレクション 江戸絵画の美と生命


東北を3都市をまわって最後の会場、福島県立美術館での展示も残すところ1か月を切ってしまいましたので、ちょっと慌ただしく記事にしておきました。


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Re: yuusuke320さま

ファインバーグ・コレクション展を見たわけではないので比較はできませんが、今回の展示はプライス夫妻の日本・東北に対する想いが加わっている分、充実度が高いような気がしました。

ひとつひとつ異なる色が載せられた86,000個ものマス目の集合体、
『鳥獣花木図屏風』を前に、言葉を失い、しばらく立ち尽くしてしまいました。

No title

 しょちゅうさんとファインバーグ・コレクション展「江戸絵画の奇跡」
を見に行ったのが6月でした。
 プライスコレクション は財力の違いでしょうが見ごたえのある展示会ですね。
 NHK他でかなりやってましたね。 特にモザイク画ごとくの発想はどこから生まれたのでしょうか?
 でも、相国寺より献上された若冲・動植綵絵は正統派の作品ですね。

Re: 焼酎学生さま

新幹線を使えば東京駅から2時間かからないで着く福島ですが、ボクは街の景色が見たくて高速バスで往復しました。
そんなわけで、片道6時間ほどかかってしまいました。

企画意図の性格上、首都圏での開催はあり得ないと思ったことと、ご高齢のプライスさんの年齢や体力を考えてみても、もうなかなか見られないだろうと思ったこともあり、ならばどうしてもと行ってきた次第です。

一度見たのにまた行きたい展覧会でした。

No title

伊藤若冲。かねてから作品展示会を見たいと思っている画家の一人です。
でも福島まではねえ。首都圏での開催待ちです。
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