直径80cmの黄色い「○」

東京モノレール
東京モノレール


東京モノレールは、東京オリンピックの開会日までに間に合わせるように、用地買収が不要な京浜運河の上、つまり陸地には沿っているものの、軌道の大部分は海の上に建設されました。
東京オリンピックの開会日は、1964年の10月10日。
その10日前の10月1日に東海道新幹線が開業し、東京モノレールはそこからさらに2週間前の9月17日に開業しました。
みんな、ボクと同い年です。

東京モノレール


軌道を跨ぐ「アルヴェーグ(跨座:こざ)式」モノレールは、基本的に軌道は高架なので、ふだんは見上げることが多いのですが、たまたま上から見下ろす機会がありました。
すると、線路軌道上に、黄色いペンキで「○」が描かれているのを見つけました。

東京モノレール 軌道上の黄色い○


何の印なのかはわかりません。
この印のある箇所の下に何かの機器が見えていますので、おそらく、CS-ATCという列車信号保安装置の地上子の位置を示したものなのだろうと思います。

幅80cmの軌道に、ペンキできれいに描かれた黄色い「○」。
これ、どうやって描いたんでしょうね?
終電後の夜中に保守用の車両でここまでやって来たとしても、軌道上に立たないとペンキで「○」は描けないですよね。
海の上、高さ10mほどのところに浮かぶ柵も手摺りもない幅80cmの軌道に、真夜中に降り立ったんでしょうかねぇ?

高所恐怖症ではありませんが、運動神経は今ひとつで、三半規管の働きにも自信のないボクにはほぼ不可能な作業です。
想像するだけで、腰の辺りがぞわぞわしてしまいますね。

黄色い○寸前のモノレール



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Re:焼酎学生さま

言われてみて、思い出しました。
大阪モノレールは複線間が素通しになっていない区間が多いような印象がありました。
また、車両の運転台が一般的な電車と違って進行方向右側、つまり複線の内側に設けられていますね。
東京モノレールなど先達のノウハウなのでしょうか?

黄色い○はきっと、低速で走る保線車両が、走行しながらか、もしくは現場で停車してスタンプでも押すかのようにペタンと押していくのでしょう。
コンクリートの軌道ですから、道路工事と同じ要領なのだろうと考えました。
そういえば、しばらく前に、始発前の東京モノレールかどこかで保線車両が脱線して営業ができないという事故もありましたね。

No title

大阪モノレールには、軌条の下側に作業用兼避難用通路が設置されています。
黄色いマークの塗装には、たぶん地上のクレーン付き作業車を使ったと思いますが、水上の場合は不可。
モノレール専用作業車があるとは思いますが…
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