増上寺に 赤穂浪士 を見に行く

昨日、12月14日は赤穂浪士が吉良邸に討ち入った日。
(まあ、旧暦の12月14日であって、新暦だと1月30日らしいのですが…)

浅野家出身の赤穂だけでなく、ゆかりの地でそれぞれ義士祭が催されているそうです。
東京でも、浅野内匠頭と赤穂浪士の葬られる泉岳寺の他、吉良邸のあった両国でも義士の装束を身にまとった四十七士のパレードのある祭りが催されているのだとか。

そんなわけで、昨日は中央区の築地川公園から泉岳寺を目指す義士パレードを、芝・増上寺まで見に行ってきました。-でもなぜ、泉岳寺でなく増上寺?

ネットで調べてみたところ、パレードは途中、増上寺に立ち寄って、鬨の声をあげてから泉岳寺に向かうとのこと。義士たちが歩いているところが見たいと、増上寺を選びました。

そもそも、自分の墓に向かうパレードってなに? などと余興の感が強く、またそのむかしは忠臣蔵好きの幹部のいるどこかの企業が例年おこなっていたらしいなどという情報から来るイメージもあって、まあ、今で言う“コスプレ”でのパレードなのでしょう。気楽に見物することにします。

増上寺


ともあれ、予定の午後1時に増上寺に行ってみました。
しかし、そこに赤穂浪士の姿はありませんでした。
しばらくして現れた袖口にだんだら模様のあるおなじみのデザインの羽織をまとったスタッフの方に訊けば、なんでも、出発地点でおこなわれた行事で、地元の要職に就かれるお方が大石内蔵助の装束を身につけたそうなのですが、その着替えに時間を費やしてしまったせいで遅れが生じているのだとか。
そうは言いながらも、そんなスタッフすらも今現在の行進地点はつかめておらず、想像以上になんともユルい進行です。

そして、待つこと小一時間。
近くのお店を冷やかしていたところ、不意に陣太鼓が聞こえて、目の前を足早に行列が通り過ぎていきました。
(そんなわけで、行列が向かってくる姿は見逃しました…)

赤穂浪士 赤穂浪士

赤穂浪士 増上寺三門前で 鬨の声


三門(三解脱門)の前で、鬨の声を上げて、鐘楼堂の前で大石内蔵助が簡単なあいさつをしたら、遅い昼食を兼ねた休憩へ。
見た目は精悍でしたが、やはりどこかユルい行列でした。

「元禄赤穂事件」を基に、主人の無念を晴らして本懐を遂げた遺臣たちが潔く散っていく話がこの「忠臣蔵」。
去年が江戸城・松之大廊下での刃傷事件から310年で、来年が討ち入りから310年。
美しい話として今の世でも通用するのかどうかはわかりませんが、日本人の心の底にある律義さは忘れたくはないものです。
ただ、今の世の中、仕えたいと思えるリーダーがなかなかいないわけで…。

増上寺は、約7kmの行程の中間地点なのだそうです。
この分だと、いったいいつごろ泉岳寺に到達するのやら。
暗くなる前に到着してくれればいいのですが。

さすがに最後まではつきあえません。
戦士の休息を眺めつつ、一足先に増上寺をあとにしました。
今どきのコスプレ、AKO47。

赤穂浪士 鐘楼堂前で 大石内蔵助 あいさつ



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Re: 焼酎学生さま

なるほど、メルパルクホールは増上寺と目と鼻の先ですからね。
猿江恩賜公園は、スカイツリーの上からも、その木立が見えましたよ。

No title

16日のコメントで「ティアラこうとうホールへ…」と書いたのは間違いで、正しくは「メルパルクホール」です。
ティアラこうとうホールがある場所は、猿江恩賜公園の隣りでした。

Re: 焼酎学生さま

「忠臣蔵」は、歌舞伎や文楽に始まってこれまでにテレビや映画にもなっているだけでなく、さまざまな角度からの研究も進んでおり、今で言う「キャラクタービジネス」の先駆けのような存在です。
これからもまた新たな「忠臣蔵」が楽しめれば好いと思います。

増上寺は、古い本堂とその背後に見える(54年前とはいえ)近代建築の傑作、東京タワーとの競演もなんともいえません。
ボクもいつも“ついでに”行く場所ですが、何度行っても素敵な場所です。

Re: yuusuke320さま

泉岳寺での義士祭は、どうやら法要が中心のようでしたので、無料イベントを楽しみたかったボクとしては、“コスプレパレード”の方を選んでしまいました。
情報が不確かで中途半端な中、あえて出かけてみた次第です。

忠臣蔵には興味深いテーマがたくさんありますが、「切腹最中」というネーミングはどうにもいただけませんね。

No title

日本人の忠臣蔵好きは、どの角度から見ても良いことだと思います。
増上寺のある芝公園は2度行ったことがあり、東京タワーを見上げるいい公園ですね。
ティアラこうとうホールへ行ったついででしたが。

シャシャリ出て候。

泉岳寺に行きたいと思いつつ未だ行けず。
新橋の切腹最中を食べたしが実現せず。

2007.12.14  響け!山鹿流陣太鼓
 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-137.html
2007.12.14  と、仮名手本忠臣蔵
 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-138.html

フットワークに難あるオイラでした。
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