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新宿に 『ジェームズ・アンソール』 を見に行く

東京・新宿 損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の、
アントワープ王立美術館所蔵 『ジェームズ・アンソール-写実と幻想の系譜-』
を見に行ってきました。

『ジェームズ・アンソール-写実と幻想の系譜-』


ジェームズ・アンソールは、19世紀後半から20世紀前半に活躍したベルギーの画家。
正統の王立絵画アカデミーで学びながらも、当時一般的とされていた絵画の主題や技法に疑問を持ち、新しい表現に取り組むうち、いつの間にか画壇の異端児となり非難を浴びる画家となってしまうのですが、今回の展示ではその経緯が順序立ててていねいに解説されていました。
正装で画を描くなどして画家をブルジョアな職業だとアピールし、画家仲間と切磋琢磨していく中で、さまざまな画家や伝統芸術に影響を受けながらも特定の流派に収まらず、徹底的に光と色彩にこだわりました。その一方で、発表する作品への批判に抗い、また家族の争いに頭を悩まされ続けました。
そんな背景から、やがて仮面や骸骨をモチーフとするようになり、“仮面と骸骨の画家”と呼ばれるに至ったのかがよくわかる展示となっていました。

ジェームズ・アンソールの展覧会は、7年前の2005年に東京都庭園美術館でも開催され、そこでボクは初めてその作品を見ました。
その際は、仮面や骸骨をモチーフにした色彩豊かな作品が多く展示されていたような記憶がありますが、今回はなぜ仮面や骸骨をモチーフに使うようになったのかというところに主眼が置かれていたようで、そういう意味ではやや地味な作品が多かったような気がします。
しかしながら、奇抜な作品を描くようになっていく過程を知り、作品を生み出す発露を知ることのできた、絵を描かないボクにも勉強になった展覧会でした。

画家といえば、ジェームズ・アンソールと同時期に活躍した、ルネ・マグリットとポール・デルヴォーの作品もボクは好きなのですが、不思議なことになぜかこの3人は全てベルギーの画家。
ポール・デルヴォーの展覧会も東京・府中で開催されていることを知り、見に行きたいと思う今が、ボクの芸術の秋です。

アントワープ王立美術館所蔵 『ジェームズ・アンソール-写実と幻想の系譜-』
損保ジャパン東郷青児美術館




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Re: 焼酎学生さま

ジェームズ・アンソールは、どうしても見たかったので出かけました。
絵画展に足を運んだのはずいぶん久しぶりのような気がします。

言われてみれば、コンサートも最後に行ってからだいぶになりますね。

芸術の秋

暑くも寒くもない季節。芸術の季節を楽しんでいらっしゃいますね。僕は専ら無料コンサート探しです。
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