巨大田んぼアートを見た

8月2日付東京新聞のニュースサイト、TOKYO Web の埼玉面に、こんな記事があります。
「のぼうの城」巨大な田んぼアート 行田市、ギネス再申請へ


この田んぼアートは、今年の7月14日に御大と姫の3人で見に行った埼玉県行田市の「古代蓮の里」に隣接した水田で展開されているもの。
ボクたちも、古代蓮会館にある高さ50mという展望タワーから見下ろしておりました。

古代蓮会館展望タワー(高さ50m)

「のぼうの城」巨大田んぼアート


豊臣秀吉が小田原城征伐の折に、これまで武勲のなかった側近、石田三成に攻撃を命じた北条氏の支城、忍城(おしじょう)があったのが、ここ行田。
城代・成田長親率いるわずかな軍勢で、数的に圧倒的な石田三成の企てた水攻めにも激しく抵抗したという史実を映画化したというのが、この『のぼうの城』です。
当初は昨年の9月が公開の予定だったものが、“水攻め”のシーンについて震災被害に配慮して、1年以上公開を延期。
田んぼに描かれている通り、今年の11月2日にようやく公開されることとなった模様です。

図柄は2007年に発刊された小説「のぼうの城」の表紙デザインで、漫画家オノ・ナツメ氏の手によるもの。
向かって左側が豊臣側、石田三成と左下はその三成が陣を張った丸墓山、右側は忍城当主・成田長親と右下がその忍城です。

展望タワーから見下ろしやすいように、タワーの位置が視点(支点)となる扇状にデザイン(デフォルメ)されていました。

田んぼアートと聞いて、ミステリーサークルのように稲がなぎ倒されていたり、絵の部分が刈り取られていることをイメージしていたのですが、帰りがけにすぐ脇の畦道から眺めてみると、絵柄に合わせて色の異なる稲が植えられているのだということがわかりました。
なるほど、これで3色以上の塗り分けが可能になっているのですね。
…でも、刈り込む時はどうするんでしょうね。米の種類が混ざらない?

巨大田んぼアート近景


扇の支点ではない位置から眺めると、これ、なかなか絵柄がわからないものですね。
ちなみにこの画像で見えている一番手前の褐色の輪は「GYODA」の「D」、その向こうの薄緑色の部分は成田長親の右下にある“忍城の石垣部分”です。

文庫版「のぼうの城」(小学館文庫)


ギネスブックへの再度の挑戦、認定されるといいですね。
小説「のぼうの城」も、とても面白い物語でした。
遅読甚だしいボクですが、上下巻合わせて400ページほどを3日間ほどで読み切りました。
ネタバレは避けたいところですが、三成に突きつける長親の条件には、ちょっとぐっときましたよ。皆さんも、ぜひご一読を。



これは、11月公開の映画も、見なければいけませんね。
今から楽しみです、映画も、ギネスの認定も。


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Re: 焼酎学生さま

正直なところ、ボクもややらくがき程度にしか考えておりませんでした。
しかし、色分けのことや、展望台が隣接していて眺望が利くことが前提など、むずかしさに触れて、そのすごさに改めて感心した次第です。

小説「のぼうの城」、ぜひご一読いただければと思います。
読めばきっと、行田という街に行って、その舞台にわずかながらも触れてみたいと思われるはずですよ。
ボクにとって、小説の中で城門に急遽作られた櫓から長親と正木丹波守正英が見下ろす城下の田んぼは展望台からの景色そのものでしたし、一面の水で湖と化す行田の街の平らさもよくわかりました。
小説「のぼうの城」は、手軽な読み物です。ぜひとも読んでいただきたいと思います。

Re: yuusuke320さま

青森・田舎館村の『悲母観音と不動明王』。
ホームページで見ましたが、これはすごいですね。

宣伝臭さがない分、なにゆえにこの図柄なのかはちょっとわかりませんが、行田よりもカラフルですし、これまたなにゆえ、マジンガーZが乱入するユーモアなども素敵ですね。

行田「のぼうの城」、またしても勝ち負けの判別しにくい勝負に“勝ったような負け”なりや?

ギネスものとは!

ニュースなどで見聞きはしていましたが、想像以上のスケールですね。
稲の種類で色分けができるのも驚きです。
小説「のぼうの城」読んでみようと思います。

御大、参上。

オイラの田んぼアートは青森・田舎館村の『悲母観音と不動明王』に注目です。
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