日本丸の総帆展帆を 再び見に行く

帆船 日本丸 帆船 日本丸


今日は以前からの約束通り、御大と姫と3人で、日本丸の 総帆展帆(そうはんてんぱん)を見に行ってきました。
前回見た時は、もう既に帆が広がった状態でしたが、今日はぜひとも広げる様子を見ようということで、展帆作業開始時刻から30分前の10時に現地集合。
10時直前に到着すると、総帆展帆を予告する汽笛を鳴らしますとの案内があり、まもなく汽笛の吹鳴。
さすがに船の汽笛、心づもりしていた音より遥かに大きな音で、ちょっとびっくりしました。

帆船 日本丸 帆船 日本丸


展帆作業開始まで15分ほど、作業員たちが現れて船に乗り込み始めました。
あとで案内役のキャプテンに訊いてみたところ、今回の総勢は72名、うち女性が20数名だそうです。
80名ほどで揚げるのが一般的なので、72名は最低限のスタッフだとおっしゃっていました。

総帆展帆は全て訓練を受けたボランティアで運営されていて、中には総帆展帆のイベントが始まって以来約300回、皆勤のメンバーもいるのだそうです。

全体で準備運動の後、いよいよ展帆作業が始まりました。
メンバーたちがマストから下がる縄ハシゴを登り始めました。

帆船 日本丸


ハシゴを登る間は命綱は装着せず、セイルが結びつけてあるバーまで到達したところでようやく腰から伸びたカラビナをバーに張った命綱に引っかけます。

帆船 日本丸
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ここからバー幅一杯に広がって、セイルを紐解いていきます。
移動も作業も登山などといっしょで“三点支持”が基本。
両脚を踏ん張り、両手を使って作業する時は、お腹をバーに押しつけて三点支持を確保します。

帆船 日本丸 帆船 日本丸


裸足の人もいますね。
左舷後方からの風が吹いています。
煽られるような風ではありませんが、水面から30mを越えるような高さで一本のロープの上に立っての作業というのはどういう気分でしょう。
晴天の下、気持ちのいい汗をかいているのではないでしょうか。

帆船 日本丸
帆船 日本丸


作業開始から約20分、バーに帆を括り付けていたロープを解き終えて、全員がマスト上からつぎつぎと縄バシゴを下りていきました。
劇場の緞帳(どんちょう)などとは違って、ロープを解いた瞬間にぱーっと広がるようなモノではないのですね。
全員がマストを下りてもまだ帆は広がりません。

帆船 日本丸
帆船 日本丸


デッキ上に勢揃いしたメンバーたちは、次の工程で滑車につながれたロープを一致団結して引っ張り始めました。
帆に結ばれた鎖がカラカラと音を立て始めると、ようやくゆっくりと帆が張られ始めました。

帆船 日本丸


バーから引っ張られて広がる帆に、バーが上に動くことで広がっていく帆。
船首から前方に伸びたバウスプリットとフォアマスト(先頭のマスト)との間にジブセイルが張られたら、総帆展帆 は完成。

帆船 日本丸


デッキ上に整列したメンバーが敬礼をした時、日本丸を囲んだ観客から大きな拍手が湧き起こりました。

予定の一時間に若干の余裕を残して作業は終了。
キャプテンが最低限の人数と言っていた72名でも、時間内にキッチリと納まりました。

帆船 日本丸



午後4時過ぎに再び日本丸の前に立ち寄ってみると、午前中に広げられた帆がきれいにたたまれていました。
今度は、たたむシーンを眺めに来たいなと思いました。
いやぁ、この暑さの中、メンバーの皆さん、お疲れさまでした。お見事でした。

帆船 日本丸



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Re: 焼酎学生さま

神戸での帆船は、背後に緑深き山があり、隣に繊細なタワーがあって、さぞや素敵なことでしょうね。

改めて、静態保存ではない、本業に就業中の帆船を見てみたいと思いました。

No title

帆船の展帆も畳帆も神戸港でみたことがありますが、それが日本丸だったか海王丸だったか、それとも?忘れました。
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