行ったり来たり寄り道したり

SpaceShuttle.jpg先週、アメリカではスペースシャトル「エンタープライズ」がニューヨークのイントレピッド海上航空宇宙博物館に展示されるためにハドソン川を上っていったことが話題になっていたようですね。
ボクもテレビのニュースでその様子を目にしました。
艀(はしけ)に載せられて自由の女神像の前を通る様子は珍しい光景で、多くの人々が河岸の公園から眺めたりカメラで写真を撮ったりしていました。

こういった機会ならではの特別なツーショットと感じた反面、ボクには宇宙と地球を往復する任務から引退した寂しさのようなものも感じられました。
鉄道車両もそうですが、いつも同じ場所を往復するだけの稼働であっても、その任務に就いている時こそ華なのだろうとボクは思っています。
イベントなどで特別にふだんは走らないような場所を走ることは、ファンにとってはたまらないシーンなのですが、本来の任務から離れるなんらかの理由があるという場合が多く、その理由によってはやはりそこはかとない寂しさが感じられてしまいます。
スペースシャトルも鉄道車両も、そこはやはり人間が作り出した工業製品、機械ですから、その製造目的の業務に従事していることこそが最も美しい姿なのだと思うのです。

一方で、それらを創り出した人間。
特にボクたちのようなサラリーマンは、朝会社に行って夜に同じ道をまっすぐ帰ってくる毎日というのはなんとも味気ないものです。気分が盛り上がる瞬間に出くわす可能性も少なそうですし、なによりものごとをポジティブに考えることができなくなりそうです。
ホントに、つまらないひとつの歯車になってしまったような気分になってしまいます。

そこで、同じ毎日を繰り返さないように、ちょっとだけ抵抗。
帰り道にちょっとだけ寄り道をしてみる。
今日だけ特別、映画を観て帰る。
ふだんは前を通り過ぎるだけのお店で、お酒を一杯だけ飲んでいく。
ひと駅手前で電車を降りて、歩いて帰ってみる。
…そんなことだけでも、ちょっとだけリセット、リフレッシュできると思います。
思い詰めていたことも、ちょっとだけ俯瞰で眺められるようになったり、違う視点から考えられるようになったり、全く別の何かと結合して新たな進展を思いついたり…。
ちょっとだけ抵抗して、いつもと同じようにしないことで、これまでの積み重ねに新たな展開をもたらすことができるかもしれません。
ちょっとだけ寄り道してみること、お薦めします。

そういえば…、
英語で1から10まで数えてみると、
one, two, three, four, five, six, seven, eight, nine, ten
では、10から1までカウントダウンしてみましょう。
ten, nine, eight, seven, six, five, four, three, two, one


では、日本語で一から十まで数えてみましょう。
いち に さん し ご ろく しち はち きゅう じゅう
では十から一までカウントダウンしてみましょう。
じゅう きゅう はち なな ろく ご よん さん に いち

日本語では行きと帰りに、途中で通る道が違うんですね。

数え上げる時に「十」を“とお”と数えた方、
帰りは“じゅう”からでしたか?

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Re: kyさま

ゆるキャラもゆるくないキャラも含めて、今はもうキャラクターに心躍らされることはなくなりましたね。
寄り道は好きですが、収集癖はいつかどこかに置き忘れてきてしまったみたいです。
むかしは鉄道模型やらミニカーやら、集めていたんですが…。

ホタル鑑賞会、ぜひ来てください。
声なんかかけてくださらなくともけっこうです。
同じ時間に同じ場所にいたのかもね、っていうのでいいんです。
ぜひ!

Re: yuusuke320さま ふたたび

さてどんじりに控えしは…
南郷力丸ならぬ、昨日も今日も仕事だったボクです、ハイ。

ホタル鑑賞会ならぬホタル干渉会、いいですね。
渋谷駅からの道みち、年度内に地下化されて、もう電車が走らなくなる東横線の高架線見物もお忘れなく。
23日、馳せ参じます!

Re: テラゲン合格!さま

寄り道、大切ですよ~。
ボクなんか、もう寄り道が過ぎちゃって、本通りがどこに行っちゃったのか…(笑

Re: yuusuke320さま

そうですね。
一から十までは、ひぃふぅみぃよぉいつむぅ…、っていうのもありましたね。
確かに、日本語は豊かですね。
一からひとつ少ない「零」なんて、“れい”だけでなくて“ゼロ”なんて英語も日本語っぽく取り込んじゃってますし。

Re: 第一楽章さま

昨日のサントリーホールはいかがでしたか?
アフターアワーズにちょっとおしゃれな予定がはいっていると、その日の仕事もなんだか勢いづきますよね。
寄り道があるからこその本業、本業をがんばっているからこそ楽しめる寄り道、ですね。

Re: 焼酎学生さま

「庶民の知恵」、まさしくそれですね。
今どきは、ポジティブシンキングだとか前向き思考だとかいうようですが、そんなガツガツせずに、さらりと流す感じでいいと思っています。

焼酎学生さん、御年79歳でいらっしゃるのですか?
コメントがいつもお若い!

おはモン。
ささやかな抵抗…心がけてみたいと思います!!

えっ?お歯黒、眉なし、、しまい忘れ、、あ~あぁ~言っちゃっちゃ言っちゃっちゃ~(笑)
楽しい想像アリガトウゴザイマスm(_ _)m
そして答えは
「ふ・ふ・ふ・」とゆうことで。(爆)
ほんでもって私は今、熊本のくまモンに夢中です。蛍よりも。
あまりの人気で先日ツイッター乗っ取られてしまいましたが、、日本全国出没するあのゆるキャラのくまモン命。
でも、実際すっげぇおっさんでハゲて爽やかからはほど遠かったらヤヤ~(笑)
そぉゆう自分も、、ひどいおばあちゃん!?(…いいね!じゃないね、、)

蛍干渉招待状

 おぉー 弁天小僧ならぬky弁天官女が並ぶと常連の白浪五人男登場そろい組みですね。

 ちなみに、三人官女(さんにんかんじょ)。宮中に仕える女官をあらわす、内1人のみお歯黒、眉無し。(既婚者を意味するが、生涯独身の女官の場合には年長者という意味であろう)を従えたky雛は仕舞い忘れ今だ独身?

 さて、6・23のホタル観賞会へのお誘いです。
  http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-1921.html
 なお、ky嬢もいらっしゃいませんか?
 狼2匹が怖いなら、そっと蛍だけを愛でてくださいな。

寄り道ですか・・・

人生の寄り道も大事かな!?

ラクガキ

 「一」を「はじめ」や「にのまえ」と読んだり、「十」を「つなし」と読んだりする日本語ってすばらしいですね。

同感です!

引退するスペースシャトルにせよ、鉄道車両にせよ、『日常』から引退する寂しさを感じる感性、まさに共感します。

その一方、『輝いてる日常』とばかり実感できないのが勤め人の日常。
寄り道の美学、まさに同感です。それができる人なら大丈夫
ちなみに私は、今日は6時に退勤してサントリーホールへ。コバケン先生&日フィルによりブルックナー9番を聴きに行きます!

同感です

「庶民の知恵」といえば失礼かな?
こういう発想に新鮮さを感じる僕は79歳爺です。
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