柳森神社の御衣黄桜を見に行く

前回の記事のコメント遊助御大に薦められた、柳森神社の御衣黄(ぎょいこう)桜を見に行ってきました。
(…ってことで約束通りのレポートですよ、御大)

神田川対岸から見た柳森神社

秋葉原駅の東口から線路沿いに、神田川を渡る歩行者専用の橋に上がると、対岸にその御衣黄桜のある柳森神社。
その桜とおぼしき木の前には、この神社の名前の元になったと思われる柳も見えています。

柳森神社
おたぬきさま 福寿稲荷
力石群 富士講関係石碑群


15世紀の半ばに江戸城の鬼門除けとして太田道灌が、多くの柳をこの地に植え、京都の伏見稲荷を勧請(かんじょう:神仏の分霊を他の場所に移しまつること)したことがこの名の由来なのだそうです。
その後、17世紀後半に富士浅間神社を合祀して、この境内には富士塚も築かれていたとのことなのですが、明治時代に解体され、昭和の初めに再建されたものも再び解体され、今は境内の片隅に富士講関連の石碑群がまとめられているだけになっています。
また、江戸幕府五代将軍綱吉の生母、桂昌院が江戸城内に創建したという福寿稲荷も明治の初めにここに合祀されることになり、“おたぬきさん”として今も愛されているとのこと。
550年にも渡る長い歴史の間に、これだけのさまざまな神を受け入れて来た境内ですが、その場に立つと、実にこぢんまりとした中にさまざまなものがぎゅっと凝縮されているのがわかります。

そんな境内のど真ん中に、昭和40年代後半に植えられたという御衣黄が鎮座し、淡緑色から淡桃色という独特の色合いの花を思い切り咲かせておりました。

御衣黄
御衣黄
御衣黄
御衣黄
御衣黄
御衣黄


都内ではここ柳森神社と皇居東御苑でしか見られないというこの御衣黄。
貴族の衣服の萌黄色に近いことからその名が付けられたそうですが、心浮かれるソメイヨシノの淡桃色とは違って、確かになんとなく高貴な感じのする色ですね。
今日の曇天にこの色合いは、ボクのコンパクトカメラにはなかなかの難題だったようです。
きれいに撮れたと思える画像がありませんでした。

柳森神社 柳森神社
柳森神社 柳森神社


狭い境内でしたが、比較的頻繁に参拝者が来ていたという印象が、ボクには意外でした。
“他を抜く”おたぬきさんの立身出世の御利益目当てか、それとも富士塚ファンか、最近はコミックにも実際に登場してしまうほどのネコ好き隠れスポットとしてなのでしょうか?
とにかく、柳と富士と狸とネコの同居するこの狭いスペースの中で、ひときわ高貴な華やかさを醸し出していた珍しい桜を、ひととき楽しんできました。

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まとめteみた.【柳森神社の御衣黄桜を見に行く】

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Re: kyさま&yuusuke320さま

女っぽさを押し出さないkyさんと、下品さの全くない色を好まれる御大。
そういう姿勢で会話を繰り広げていくのが粋というものですよね。

こんどぜひ、アルコール抜きのほろ酔いオフ会、やりましょう。

yuusuke320さんてホントに“粋”でエロくて?カッコイイですよね!!エロさはどうも苦手な自分ですが‥若さの秘訣はスケベいえ、色気で大事だそうです(笑)

御大、参上。

 ABOUTテキトーを“粋”に羽織りテクテクのエロボケG3です。 たたそれだけの書き込みでした。

はい、是非いつか。現地集合、現地解散にて(爆)
もうご自宅には無事戻られましたか?大変でしたね、お疲れさまです。
他抜く=たぬき?でしたか、、
凄い粋な発想ですね!!さすが!!納得です(あぁこれで胸のツカエガトレマシタぐっすり眠れますアリガトウゴザイマス)
お稲荷さんも豊作を願っての稲なり=いなり だとどこだかの神主がいってました。(笑)
さぁて、外はニワカ雨そんな私はニワカ女!?すべてやることなすことニワカでして…(-_-)zzz←すでに泥酔!シツレイシマシタ

Re: kyさま

こんばんは、もう夜ですよ~。(笑

律儀とか几帳面というのとは違って、興味を感じてしまったら、調べたくなって、可能であれば見たくなるというだけのこと。
運動は苦手な方ですが、フットワークは軽い方なんでしょうね。

ぜひとも写真、じっくりご覧になってください。
なかなか高貴な雰囲気ですよ。

狸は、京都の八百屋の娘から三代将軍家光の側室となって五代将軍綱吉の生母となった桂昌院が、他の者を追い抜いて、つまり“他を抜いて(他抜き)”=「たぬき」と…。
むかしの人の言葉遊びは粋ですね。

kyさんもいつの日か、現代を生きる“粋の人”遊助御大に会っていただきたいと思います。ぜひ。

おはようございます…えッ?夜??(汗)
なんて几帳面律儀な、お・か・た・(だだただ尊敬)
フムフムなるほど、何とも高貴な桜、、初めて知りました。
詳しい分かりやすいたくさんのレポートこぉして読ませていただき、画像で楽しませていただき本当に恐れ入りますm(_ _)m
そして今宵は花きざくらで一杯、そしてすでにほろ酔い(爆)
I.Z.さん、、まったyuusuke320さんの罠!?にひっかかっちゃったんですかぁ~?人よすぎです(手たたいて笑)
今、携帯画面なので明日、事務所パソコンにて仕事シテルフリしてサボって画像しっかり見ます。
それにしても、柳と富士と狸とネコって…凄すぎ!!びっくりです。
狸って立身出世と関係あるんですか~?なんで?何で?何で~??
PS
yuusuke320さん、煮ても焼いても食えない酔っ払いオヤジのkyでーす(←すでに女を捨て立派なおっさんになりました)チャオ♪女性の太ももチラッと見て?神通力なくしちゃった、くめの仙人目指してますか?(笑)またI.Z.さんそそのかしちゃいましょ!!(笑)

Re: テラゲン合格!さま

Welcome back!
お待ちしておりました。

ブログなんて、自分のペースで好きに書いて勝手に公開しているだけのものですから、好きなように取り組めばいいと思うんですね。
事実、そういう考えでこのブログも続けています。
ですから、前回のブログを閉鎖したからといって謝らなくていいんです。
気負わずに進めてください。
ボクも、テラゲン合格!さんのプレッシャーにならない程度に訪問しますから。

再び・・・

再び、ブログを始めました。
よろしくお願いします。
前回は、いろいろと考えすぎてしまい、
閉鎖してしまいました。
本当に、本当に、ごめんなさい。

Re:yuusuke320さま

そうですか、新宿御苑にもあるんですね。
皇居東御苑に新宿御苑ですか。
どちらも高貴な場所ですね。基本的にボクには縁が薄い場所…(笑

湯島の「妻恋神社」って、いったいどういう神社なんですか?
湯島ですね。
湯島天神に湯島聖堂、神田明神など、見るところの多い湯島ですが、そういえば、湯島聖堂しか行ったことがないですね。
…こうしてまたそそのかされてしまうのか?(笑

御手数かけました。

  詳しいレポートは現役事務屋らしいですね。
 ちなみにオイラブログでは
   http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-1106.html
 でも、ひとつ間違いがあります。
 御衣黄は新宿御苑にも鎮座しております。
  (まだ見に行ったことはないけれど)

 また、御衣黄は散る頃にはかなり赤くなるそうです。GWの青空下でもふたたび訪れてみてはいかが?
 その足で湯島3丁目2-6 「妻恋神社」に行かれては?
  (なんにもないけどね。でもおもしろい発見があるかも)

 PS kyさんへ
 御衣黄の花見酒の深酔いにお気をつけあれー
 雄羊が2匹、虎姫を狙っている。

 
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