港北の富士塚をハシゴする…前編:池辺富士

以前から遊助御大に薦められていた港北に散在する富士塚。
今日は風が強めで天気が良かったので絶好と思い、午後から出かけてきました。

池辺富士
我が家から路線バスで15分ほど、横浜市営地下鉄グリーンラインの 「都筑ふれあいの丘」 駅で降り、真新しい住宅街を東に進むと、ある地点を境に唐突に農地の中に入り込んで行きます。
緩やかな南向けの斜面に、道路こそきれいに整備されているようですが、住宅は一軒もなく野菜畑が広がっています。
そんな中を進むと、木立のように見えなくもない、こんもりとした緑の塊が見えてきました。
そして近づいてみると、やはりそれがそうでした。

池辺富士
池辺富士(いこのべふじ)。
畑の中にそびえる、高さ7mほどの小山です。

池辺富士
どこから登れるのでしょう。
いやそもそも今現在、登ることはできるのでしょうか。

池辺富士
畑の敷地に沿って東側に回り込むと、隣の農家との敷地の間に登山道入口と鳥居が見えてきました。
ここから登ることができそうです。

池辺富士
朽ち果てて倒れそうな鳥居と、立派な女郎蜘蛛が張った蜘蛛の巣を3つほどくぐり抜けて、登山道を進んでいきます。

池辺富士
途中、山腹を周回して山頂を目指す女坂と真っ直ぐ山頂を目指す男坂に道が分かれますが、女坂は雑草が道を埋め尽くしているようでしたので今回は日当たりの良い整備された男坂の石段を昇ります。
(それでも草にかなり覆われていましたが…)

池辺富士
これまでに登った山田富士や品川富士、千駄ヶ谷の富士塚と違って、途中に“○合目”といった石標や祠はありません。
男坂はかなりストレートにあっさりと山頂まで達してしまいます。

池辺富士
山頂には狭いながらも小さな祠があり、その周辺はかなりきれいに整備されていました。

山頂から西の方を眺めてみたら、うっすら見える丹沢山系の向こう側にさらにうっすらとご本家 富士山 もなんとか見ることができました。
(カメラに収めるのはちょっとムリだったようです)

池辺富士 池辺富士


畑の真ん中の富士塚は、富士講が盛んだった頃に様子に一番近い姿なのかもしれません。
畑の真ん中にある神社と同じイメージなのだと思います。
農作業の最中にちょっと顔を上げれば、そこに富士山がある。
池辺富士は、かなり野趣に満ちた富士塚でした。

池辺富士


このあとは、山田富士と同じように公園の中に改めて作り直されたという 川和富士(かわわふじ) に向かいます。

つづく

これまでの関連する記事
  ・山田富士
  ・品川富士
  ・千駄ヶ谷の富士塚
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Re: yuusuke320さま tabitabi

気になりますか? 三浦富士。
京急YRP野比駅から歩いて京急長沢駅まで歩く感じで行けそうな気がします。
季候のいい日にハイキング、ひとりで行ってみます。(笑

にしても、出不精って…。(失笑

tabitabiおじゃまします。

気になります。
横須賀・三浦富士。京急長沢から1km散歩で行けるか?
形や眺望は? ぜひ、行って見てくださいな。と他人任せ。
なにせ、こちとら西武バス、箱根ヶ崎ー狭山ヶ丘駅経由小手指駅南口路線の富士山もまだ行ってないのだ。 ・・・出不精なので。

Re: yuusuke320さま ふたたび

映画 『ウェールズの山』の原題は、「The Englishman Who Went Up a Hill But Came Down a Mountain」。
“丘に登って山から下りてきた英国人”ってところでしょうか。
6mという高さとちょっとした恋愛話に“盛り上がる”お話です。

伝承の富士 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-1214.html
のお話に出てきた下田富士(187m)。
それより低い183mの、その名も「富士山」が、三浦半島にあるらしいですよ。

ふたたび、参上。

 『ウェールズの山』?
 ハイハイ、山か丘か? 映画ですね。 観てはいないが、ああ、アノ映画ですね。と予告編をみたような?気がします。
 DVDも出ているようですのでゼヒ見たいなー

 で、相変わらずオイラブログのPR。
  大潟富士 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-1545.html
  伝承の富士 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-1214.html
  低い山 http://yuusuke320.blog115.fc2.com/blog-entry-139.html

 てな、ラクガキでした。

Re: yuusuke320さま

山頂はまさに西からの向かい風が強く、肉眼では本物富士山がなんとも捉えられなかったのですが、カメラではしっかり捉えていたようですね。
その昔、NHKの番組「風景画を描く」で画家の安野光雅氏が「遠くの山はセルリアンブルー」と語っていましたが、まさにその色ですね。山は空色。

そういえば映画好きの御大。
ぜひともイギリス映画の『ウェールズの山』をご覧になってください。
池辺富士を築いた人たちの様子がうかがえると思いますよ。
(ど~ゆ~ことかな?)

おはようです。

 パナズーム10倍はどうした?
 クレーンと前山の間にうっすらと本物富士が浮かんでます。
  (かなり脳感を膨らませました)
 
 江戸庶民と異なった横浜百姓が創った手造り富士も味わい深いです。 農閑期にみんなで作ったのでしょう。 歴史が知りたいですね。



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