国道246号を徒歩4時間

忙しさでなかなかアップできなかった3月。
そんな中での最初の記事が、こんな内容を取り上げることになろうとは…。

余震も落ち着いただろうと、昨日は日暮れ前に、都心から自宅に向かって歩いてみることにしました。
今回の記事は、面白おかしい道中記ではなく、自分の備忘録とやむを得ない理由で都心から国道246号線を歩かざるを得ない状況に陥った場合の参考に。

永田町/赤坂見附麹町四丁目の交差点を通過したのは、午後5時10分から15分の間。
都道府県会館の脇から国道246号線に出たのが、午後5時20分頃。
その時点で、国道246号は大渋滞になっていました。
気後れしたのですが仕方なく歩道橋を渡って道路の南(下り線)側に渡って、先に進むことにしました。

国道246号線(青山通り)をひたすら歩いて青山学院大学を通過。
大勢の人たちが渋谷方向に向かって歩き、徐々に自分のペースで進めなくなってきたので、一本裏通りに入って渋谷クロスタワーに到達。
渋谷駅東口六本木通り側から渋谷駅東口のバスターミナルに出ると、六本木交差点と明治通りの交わる渋谷警察署前の歩道橋は、もはや上り口までたどり着くのもたいへんな状態。それを避けて、銀座線の高架下にある横断歩道を選んで渡る。
東横線が停まっている様子が見えました。
まだ走る気配はなさそうですが、パンタグラフが上がり車両に電気も通っているので、まずはひと安心。

渋谷駅東口地下鉄入口
しかし、東京メトロ半蔵門線・副都心線・東急田園都市線の駅に向かう入口はロックアウト中。この時点で午後6時15分、麹町から1時間。


三軒茶屋午後7時、三軒茶屋駅前。
東急東横店の店内を通り、ハチ公前広場を見ると、ものすごい数の人々。
そこを通り抜けて道玄坂に向かうには、ちょっと苦労しそうだと思ったので、そのまま東急東横店の中を抜けて、渋谷マークシティに向けて横断歩道を渡ります。
建物南側の坂を登って道玄坂上から国道246号線に合流すると、せまい歩道だけでは往来を裁ききれず、三軒茶屋までのほとんどの区間は車道を歩く。
駅前のビルでは、上の方からガラスが降ってきたようで、消防車が出動していました。

用賀一丁目少し裏道を利用したりしながら駒沢で再び国道246号線に合流。
国道上空から首都高速3号渋谷線が離れる用賀一丁目の交差点に到着したのが、午後7時55分。
三軒茶屋でスニーカーを買わなかったのを後悔し始めたころです。
「二子玉川まで行けば、スニーカー、買えるだろう」

瀬田四丁目環状八号線を越えて、国道246号線が旧道(玉川通り)と新道(厚木街道)に分かれるところ。
車道は相変わらず上り線下り線とも大渋滞で、その渋滞に巻き込まれているバスも超満員状態でした。

玉川高島屋ショッピングセンターは、午後6時で閉店していました。しかし、まだ鉄道は動いていませんので、“帰宅難民”向けに各館エントランスを開放していて、多くの人たちが様子を見送っていました。
施設側は飲料水なども提供していたりもしたようでした。

二子玉川駅 運行情報

午後8時15分、二子玉川の駅まで来ました。
麹町を出てからちょうど3時間。
休みなくここまで歩いて来たので、ホントは休みたいところ。
ファーストフードかカフェにでも入りたかったのですが、もはやムダな動きはしたくないほどの状態になっていたので、たったまましばらく休憩した後、再び歩き始めました。
多摩川を渡ります。

二子橋川崎側端狭い歩道をゆっくりと進んで約10分、かなり冷たくなってきた川風の中、午後8時30分に対岸の二子新地まで到着しました。

ここからは国道246号線より東急田園都市線沿いを進む旧道、大山街道を進みます。
ここは歩道がなく、クルマの渋滞は相変わらずな状態なので、向かい側から来る人とすれ違ったり、前を歩く人を追い抜くのにはちょっと苦労します。
路側の段差やクルマの隙を縫って自分のペースを維持しようとしますが、革靴と足の間の“ゆとり”が裏目に出始めていて、もはやマメができる直前の状態です。
歩くペースがぐっと落ちて、カメラを構える余裕は全くなくなりました。

そして午後9時過ぎ、東急溝の口駅に到着しました。
「もう歩けない…」
麹町から約4時間、ここで電車の様子をうかがうことにしました。

東急溝の口駅 駅員による案内ロックアウトされた改札前で待つことおよそ1時間半、ようやく電車が走り始めるアナウンスがあり、午後11時過ぎ、麹町から6時間かけて自宅に到着しました。

歩いてみてわかったこと。
・歩く人たちは想像通り多かった。
・革靴で3時間以上は、キツい。
・歩けば歩くほど疲労が蓄積されてくるということを改めて実感。
・疲労が蓄積されると、余震などが起きた場合には対応できない。
・危険防止には、ムリして歩かない方が良い。
・約18kmを、4時間(240分)。1時間あたり約4.5km進んだ。

この6時間、歩いていなければ他に何をしていたのでしょう?
この経験を元に、非常時にすべきことを改めて考えてみることにします。
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Re: TOMOさま

コメント、ありがとうございます。

やってみてよくわかりました。
壊滅的になってしまっているならばまだしも、待てば電車が走るなら、待った方が良いということが。

オフィスにスニーカーを常備しておこうかと、考えています。
置き傘ならぬ、置きスニーカー。

No title

歩いての帰宅、お疲れ様でした。
普通のビジネス靴だと余計に負担がかかりそうですね…。

ご無事でなによりです。

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