西宮船坂ビエンナーレ2009…その2

ここからのつづき》
「西宮船坂ビエンナーレ2009」を見てまわっています。

県道を渡って、踏み分け道のような小径に入り込みます。
竹の生い茂る様子を見ながら急な坂道を登ると、船坂小学校の東門に到着。

西宮船坂ビエンナーレ2009 西宮船坂ビエンナーレ2009
西宮船坂ビエンナーレ2009 西宮船坂ビエンナーレ2009

校庭に足を踏み入れると、県道の向こうの斜面に置かれた、あの大きなメガホンが、やはりこっちを向いていました。
でも、ボール大好き、我が灰色犬 うた は、やはりボールの行方だけが気になるようで…。
きゅんきゅん鳴き始める前に、進みましょう。

西宮船坂ビエンナーレ2009 西宮船坂ビエンナーレ2009

校舎は木造モルタル造りなのでしょうか。
明るい外壁に渋めの瓦葺きの低層棟。好い雰囲気を醸し出しています。
こんな素敵な校舎と環境を持つこの小学校も、今度の3月いっぱいで閉校になってしまうのだそうです。
子供たちは、これからはどこに通うことになるのでしょうね?
閉校になっても、校舎や校庭はぜひとも残してほしいものです。

西宮船坂ビエンナーレ2009 西宮船坂ビエンナーレ2009
西宮船坂ビエンナーレ2009 西宮船坂ビエンナーレ2009

小学校からもう少し山の上側に位置するこの「湯山古道エリア」は、有馬温泉に続く古い道沿いの住宅地の中での芸術展示になっていました。
古い倉庫の中での展示や、寺のお堂を利用したインスタレーションなどを巡ります。
そして最後の展示は、今は空き家となっている、萱葺き屋根の古民家の中でのものでした。

西宮船坂ビエンナーレ2009 西宮船坂ビエンナーレ2009
西宮船坂ビエンナーレ2009
西宮船坂ビエンナーレ2009
西宮船坂ビエンナーレ2009 西宮船坂ビエンナーレ2009
西宮船坂ビエンナーレ2009

最後の作品は、古民家の倉庫だったとおぼしき場所の地面を、直径、深さともに2mほど、半球状に掘っただけのもの。
これも“芸術”といわれてしまえば、「あー、そうですか」と納得するしかありませんが、掘ってもなお白いこの地の土の色を見た時、ここから川を伝って瀬戸内海に達した土砂があの芦屋浜をはじめとする“白砂青松”の海岸を作り出すのだなぁと気がつきました。
自然の作り出す芸術の根源を知らせるために開けられた、山の上の穴。
なるほど、それもひとつの芸術なのでしょう。

こんな具合に巡ってくること、およそ2時間半ほど。
芸術を楽しみながら、でもホントに一番楽しめたのは、西宮市山口町船坂地域という、この会場となった地域全体の雰囲気、佇まいでした。
こんな機会でもなければ、ただ通過するだけの場所であったはずのこの地域が、なぜかとても好きになりました。
また改めて歩きに訪れたいと思ったのでしたが、それこそがこの「西宮船坂ビエンナーレ」の開催意義のひとつなのでしょう。
…ボクは、まんまとその魅力にハマってしまいましたよ。
今年の開催は「プロローグ」という位置づけで、本格開催は来年からなのだそうです。
なるほど、それならまた来年のこの時期にぜひとも訪れてみましょうか。
そう思ったのでした。
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TOMO さま

11月21日(土)の昼ごろから午後2時過ぎまで見てまわっておりましたが、風景風情は十分に楽しめましたよ。
ビエンナーレを鑑賞している人たちは、往来が全く途切れることはなく、といった程度のもので、作品から次の作品まで移動する間には地元の方々とすれ違うことがある程度といった感じでした。
実にのんびりした空気が流れていました。

特に、展示の関係者ではない、地元の方々が皆さん、あいさつしてくださるところがとてもうれしかったです。

ゴンタの さま

わぁ! 船坂在住の方からのコメント。
感激です! ようこそいらっしゃいました。

船坂に移住されたとのこと。
そのお考え、よくわかります。
あの日本の原風景のような景色に、都会の真ん中から一時間ほどで行けてしまうわけですからね。
東京近辺では求めても手に入らない場所。
そんな場所にお住まいとのこと、羨ましい限りです。

あー、確かに夜空もきれいなんでしょうねぇ。

No title

本格開催は来年からなのですねー。
今年の混み具合はいかがでしたか?

せっかくの風情が、あまりに人が多いと…、
って感じになりそうですもんね。(^^;

No title

そんな船坂の佇まいに魅せられて、昨年12月20日に移住してきました。
これから、寒さも半端じゃないですが、この地が大いに気に入っています。

月も星もきれいですよ。

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