Rest in peace

季節の変わり目ということなのでしょうか、ここのところ、身の回りの人たちの親族の訃報に接する機会がたびたびありました。

そして今日は、そんな中でもちょっとびっくりさせられた日でした。
それは、身の回りの人たちではありませんし親族でもありませんが、ファラ・フォーセットとマイケル・ジャクソンの相次ぐ訃報。

ファラ・フォーセットは、ボクが子供の頃に大好きで見ていたテレビドラマ『チャーリーズ・エンジェル』で活躍していました。
たてがみのようなヘアスタイルに屈託のない笑顔の女性のカッコいいアクション。
“ゴージャス”という言葉を覚えたのは、この人がイメージとしてぴったりはまったからなのでしょう。
ここのところ ipodのシャッフル機能で頻繁に聴いている音楽に、ミュージカル『Hedwig and the angry inch』の「Makeup (Wig in a box)」という一曲があります。その中で、ウィッグをつけてファラ・フォーセットのようになって街に出る、といった歌詞があり、聴くたびにその姿を思い浮かべていたのです。
70年代ポップカルチャーのシンボルが、わずか62歳で逝ってしまいました。

ボクにとってのマイケル・ジャクソンは、1987年の春休み、初めて訪れた「東京ディズニーランド」で始まったばかりの立体映像のアトラクション『キャプテンEO』。
ブラックミュージックに興味を感じなかったボクは、1982年の「スリラー」の大ヒットも、1985年のエチオピア難民救済チャリティー『USA for AFRICA』での活躍も、ほとんど知らずに過ごしてきていました。
もちろん「スリラー」のプロモーションビデオや、名曲「We are the world」を知らなかったわけではありませんが、その時点ではマイケル・ジャクソンという存在にはあまり注意を払っていなかったのです。
カミさんが気に入って、初めてPCダウンロードで購入した土岐麻子のカバーソング集に入っている一曲「Human Nature」が、マイケル・ジャクソンの曲であることを知ったのも、実は最近。
コンプレックスに抗いながら、結果的に外見上の“Human Nature”は崩れていってしまったようですが、前述のエチオピア難民救済チャリティーをはじめ、世界中の不幸な子ども達のための「ヒール・ザ・ワールド基金」など慈善事業には多大な貢献があって、ノーベル平和賞の候補に挙がったこともあると聞きました。
「人間性」という“Human Nature”は、しっかりと確かなものがあったのです。

今日のテレビで久しぶりに見た「スリラー」のプロモーションビデオ。
冒頭のシーンで、マイケル演じる彼氏が彼女を乗せて走らせるクルマが「キャデラック」でした。

いまや存亡の危機にあるアメリカンサクセスストーリーの象徴「キャデラック」に、20世紀ポップミュージックの神様。そして、70年代ポップカルチャーのシンボル。
望まないニュースの連続でやるせない気分ですが、そんな中にもアメリカの変わりゆく時代が垣間見えた一日でした。

Rest in peace.
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