日本一に挑戦!…その6 最終回

ここからのつづき》

巻き上がった鉄火巻きは、係の方が程度な大きさに切ってくださいました。


こんな具合にできましたが、どうでしょう?-具が寄っちゃってますね。
決してお店で出せるようなシロモノではありませんが、初めての海苔巻きづくりにしては、まずまずの出来で、満足。
全長510mの鉄火巻きは、約1,300人の手によって、マグロ約70kg、お米270kg、海苔は550m分を使用して、無事に完成しました。


鮮度と早さが命の鉄火巻きを、1時間も掛けて作ったわけですが、マグロはおいしくいただくことができました。
ただ、シャリは屋外に長時間さらしてしまったために酢や水分が飛んでしまったせいもあって、ややポロポロな状態になって、ちょっと残念な結果になってしまいました。やはり、寿司の命はシャリなのだと、改めて実感。


楽しいイベントに参加させていただいたわけですが、三崎のマグロを取り囲む状況は、なかなか厳しい現実があるようです。
このイベントからほんの一週間ほど前の神奈川新聞に、重油高による遠洋漁業の危機が報じられていました。
そもそもマグロが獲れなくなってきている状況に加えて、漁船の燃料である重油の価格高騰。しかしそれらを価格に反映できないという構造的な不都合もあって、遠洋漁業の漁船たちは一年以上に及ぶ長期航海でも極力寄港を控えて経費を抑え、航行時の速度も落として燃費を上げるなどの涙ぐましい策を講じているのだそうです。
重油高は世界的なものなので、輸入マグロを獲っている海外の漁船も同じような苦労をしているとのこと。別の日の新聞には、海外のマグロ漁船に今年は出漁を控える考えがあるとも報じられていました。


高い高いといわれながらも、結局はとにかく口にすることができる環境が整っているマグロ。
日本の食卓に不可欠な一品であるとは思いますが、不都合な状況によって誰かが苦しむような事実があるのであれば、それが正されるまで高嶺の花になったり、食卓には供されないようなことになっても仕方ないのではないでしょうか。
おめでたい真っ赤な色をした魚なのですから、みんながハッピーな状態でいただくべきものなのだと、ボクは思うのですが…。

食の神様に感謝しながら、マグロを知る好い機会になりました。


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