フサフサでボーソー…その10

ここからのつづき》
千枚田の案内看板を見ていたら、上の方に小さく「バクチノキ群生地」という表示がありました。
「“バクチノキ”って、なんだ? 博打の木? 爆チノキ? …」
そんなわけで、さっそく行ってみることにしました。
千枚田から西におよそ1km、「大山不動尊」の門前にあるそうです。


千枚田から山村の間を縫うような小径を走ること数分、「大山不動尊」に到着しました。
駐車場のある本堂から山門を見たところ。非常に急な階段です。たった4段下りただけで、本堂の建つ地面の高さがボクの腰より高くなりました。
山門の前には民家が建っていますが、「バクチノキ群生地」はどこにあるのでしょう?


探そうかどうしようかどっちつかずの状態でクルマに乗り込んで走り出したところ、「バクチノキ群生地」はすぐに見つかりました。
大山不動尊の門前から僅かに下った、急斜面でした。

…で、どの木がバクチノキ


知識が全くなかったので、目検討で撮影してきたこの木が バクチノキ
後日、調べてみたところ、やはり「博打の木」なようです。
関東地方から西に分布する、バラ科の常緑高木。
古くなった木の革が、季節に関係なく剥がれ落ちて赤褐色の地肌が露出されるのが特徴なのだそうです。
サイトで検索したところ、どの記事にもその語源がおもしろおかしく書かれていました。
「博打の木」の語源は、革が剥がれ落ちて赤い地肌が見えている様子が博打で負けて不時に身ぐるみ剥がされて赤裸で放り出される様子とイメージを重ね合わせたためなのだとか。
なるほど、それで「博打の木」、なんですね。
博徒たちの信仰の対象にもなっていたそうです。
「ビランジュ」(毘蘭樹)や「アコノキ」、「サルコカシ」などという別名もあるそうです。
「アコノキ」は革が剥がれ落ちて見える地肌から来た“赤の木”、「サルコカシ」は猿が登ろうとしたらその革が剥がれ落ちてどうしても登れないという意味。
それって、「サルスベリ」ってこと!?

そういえば、この木の前の急坂で、カミさんが滑って転んでましたな、ハハハ…。

葉から蒸留される液は「バクチ水」と呼ばれ、鎮静や鎮咳の効果があるそうです。
効果はさておき、「バクチ水」ってスゴい名前です。名前を聞くだけで咳は止まりそうですが、鎮静剤が必要なくらい、緊張しそうです。
面白い木に出会いました。
《次回につづく》


TITLE: フサフサでボーソー…その11 URL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/10593/2619957#2619957 IP
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