道の駅もてぎ 『おとめミルク』

ともすると、ある意味で官能的な響きさえ伴うネーミングのこの商品。
実は、道の駅もてぎで、12月から5月末日までの期間限定で販売されている、地元・栃木県の名産のイチゴ、『とちおとめ』を使った、イチゴミルクのジェラートです。

決して短いとは言えない列に並んで、ようやくショーケースの前までたどり着くと、ケースの上に置かれた券売機でチケットを購入します。
それをショーケースの上に置くと、お店のおねえさんが訊いてきます。
「コーンにしますか? カップにしますか?」
そう訊きながら、手はビニール袋から冷凍のイチゴを数粒取ってジェラートの入っているケースにパラパラと落としています。


「コーンでお願いします」
ボクのリクエストを聞き届ける前にすでに作業は始まっていました。
凍ったイチゴを、アイスディッシャーというか大きめのスプーンというか、あるいはへらというか、そんな道具でつぶしながら、ミルクたっぷりのアイスと混ぜていくのです。
文字どおり乳白色のアイスの一角が、ほんのりピンクに染まっていきます。

そこでボクはふと気付くのでした。
「この様子は、なにかと似ている。極めて似たようなものを見たことがある」
それは、今でも行列を作らなければ体験できないというほどの、アメリカから来たコールドストーンクリーマリーと、秋田名物ババヘラ・アイス
3人のおねえさんたちが並んで、分業でなくひとりひとつのジェラートを作るために混ぜている姿は、まさにコールドストーンクリーマリー
でも、笑顔は今ひとつで、もちろん歌なんかうたってくれないんですね。
そんな様子は、おばあさんたちじゃないババヘラ・アイス



…いやいや、これが、栃木の女性 とちおとめ たちが練ってくれた「おとめミルク」なのです。
ミルクの濃厚さが感じられるアイスの中に、甘酸っぱいイチゴの果肉が混じった、ここでしか味わえない素朴なジェラートです。
雨で濡れたベンチに座ってジェラートを舐めていたら、施設の隣にある踏切が鳴り始め、やがて単行(1両編成)の緑色に彩られたディーゼルカーが、終点の茂木駅に向かって走って行く姿が見えました。


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