福豆 『いり豆』

代々木八幡宮の露店に出ていた福豆いり豆ゆで豆があります。

一般に福豆というと節分にまく大豆を煎ったあの豆をさすようですが、これは北海道産のアカエンドウを茹でたり、煎ったりしたモノです。
神社の境内で売られているので、ありがたい福豆には違いありません。



茶色のゆで豆は、オモテに薄皮を残して中はほくほく柔らかい甘い豆。
あんみつやみつ豆に入っている、あの豆ですね。

防腐剤もなにも使っていないので日持ちはしないそうです。
残ったら冷蔵庫へ、さらに保たせたい時は冷凍庫。
…まあ、そうなる前に食べちゃいそうですけどね。


いり豆は、同じアカエンドウを炭火で煎ったもの。
ゆで豆がゆで汁に成分が流れ出てしまうのに対して、いり豆は水分だけが飛んで成分はそのまま凝縮されるのだそうです。
甘さは控えめで、やや塩っぱめ。
「こっちがいい」と言ったら、豆を売るおばちゃんから「酒飲みだね」と…。
確かに、お酒のあてに好さそうです。



ゆで豆よりも弾力性に富んでいます。
時間を経て食感が変わっても、フライパンでまた煎ればいいのだそうです。
スコップで掻き集めて升に入れ、その升からじょうごを使って紙袋に詰めていく作業も、何だか嬉しくさせてくれます。
豆の流れるくぐもったサラサラ音が、豆の柔らかさを醸しています。
今どきのことばで言うなら、スローフード


おばちゃんの手慣れた作業に見入っているうちに、袋詰めも完了。
「豆は頭に良いんだから」などと、おばちゃんのしゃべりも好いんですよ。

おばちゃんは都内各所のお祭りや縁日をまわって、この福豆を売っているのだそうで、新宿の花園神社などでも出店しているそうです。
おばちゃんとの会話だけでも充分に福が招かれそうなこの福豆
皆さんもどこかのお祭りで見かけたら、ぜひともご賞味あれ。


AUTHOR: 由 DATE: 09/24/2007 08:43:08 塩ゆで豌豆は大好物で、たびたび購入しております。
多分この小母ちゃんからも、どこかで買ったことがある。

ゆでたて劇ウマでやんす。
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> トットママさま
代々木八幡が、むかしの“庭”だったんですね。羨ましい。
ボクが初めて訪れたのは、今年。
なかなか味わいがあって好いところですね。
古墳もあるようですが、それはまだ見たことがありません。
今度は一般の日に行ってみようと思います。

いや~懐かしいです・・・・
古墳だか遺跡がありましたよね・・ここ

中学の頃にここへ来ていました。
階段上って・・・・ちょっと別世界なんです・・・ここ
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