蓬莱橋:世界一長い木造歩道橋…その3

蓬莱橋:世界一長い木造歩道橋…その2 から続く

番小屋から500m、橋の途中で唐突に進行が遮断されていました。
橋梁流失のため 全面通行止
柵を回り込んで先に進む輩でもいるのでしょうか。
川に張り出すように構えられた柵が印象的です。


柵の金網越しに先を眺めれば、まだもっと歩けて、向こう岸までつながっているようにも見えるのですが、実際には対岸まであと数10mというところで、橋は途切れているのでした。

その後、下流側の島田大橋をクルマで渡った際に車窓からきれいサッパリなくなってしまった箇所がハッキリと見えました。


さあ、折り返して番小屋まで戻りましょう。
振り向いてみた景色は、今まで見ていた牧之原台地の“緑の壁”とは違って、人の住む街という印象です。
橋のたもとにはここ数年の間に大きなショッピングセンターができたり、橋の観光をもくろんだ茶屋ができたりしていて、ボクが祖父に連れられて初めてこの橋を訪れた30数年前とは大きく印象が変わってしまっていました。
でも、電線なども全くない川の真ん中は空も広く、心の原風景のままです。


箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川
馬子唄でこのように歌われた東海道随一の難所だった大井川に、どういった理由で橋が架けられたのかは、この案内板をお読みください。
“東海道”に架けられた橋でないことは、おわかりいただけると思います。
また、番小屋の裏手には、ギネス世界記録認定証書が彫り込まれた記念碑も建てられています。


どうですか、この橋の優雅な姿は。
今この瞬間こそ、橋梁流失で使用できない状態にはなっていますが、基本的には“農道”扱いのこの歩道橋、蓬莱橋
大井川鐵道の蒸気機関車同様、使い続けて遺していくことに大きな意義が感じられます。
一日も早く復旧して、この橋を渡って牧之原台地に散策に行くルートをまた人々が行き交うことを、願わずにはいられません。


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