横浜市営地下鉄「センター南」駅

野暮用でPCショップまで出かけたついでに、横浜市営地下鉄「センター南」駅に立ち寄ってみました。
駅前には大型ショッピングセンターや専門店、百貨店などが建ち並ぶのに、人影はまばら。
これもこの炎天下の灼熱猛暑のせいなのでしょうか。


「センター南」駅では、既存の1号線&3号線(通称:ブルーライン・湘南台-あざみ野間)の隣に、新たに4号線、通称「グリーンライン」が完成間近。
構内には「グリーンライン」の便利さをアピールする大きなポスターなどが掲示されていたり、改札内の今後乗り換え客が行き来するコンコースには、新しく走る電車のモックアップ(実物大模型)なども置かれています。


「グリーンライン」は、東急東横線 日吉駅からJR横浜線 中山駅までの13.1kmを21分で結ぶ地下鉄で、現在は主に東急田園都市線を利用して都心方面に出ている中山・鴨居方面や港北ニュータウンの利用者に、東急東横線経由の新しいルートを提供し、混雑を分散化させようというもくろみがあるようです。



実際の線路を観てみようと、丘陵を利用して造られたトンネル上の駅舎の、改札口のある3階から北隣の「センター北」駅を望む高架下の1階、駅北端までエスカレーターで降りてみました。
ここからほぼ1km北にある「センター北」駅まで、既存の「ブルーライン」と新線「グリーンライン」の線路の間を、「みなきたロード」という歩行者自転車専用道が整備されていました。真正面に見える大きなトンネル状の穴が、「みなきたロード」の北端である「センター北」駅です。
画面左側のちょっと汚れた高架線が「ブルーライン」、陽の当たる右側の高架線が「グリーンライン」。2本の複線の線路がこの2駅間を並走しているわけです。


この画像は、「みなきたロード」から「センター南」駅に入ったところ。
地下鉄に乗る客は正面のエスカレーターで3階まで上がり、背後にある改札口を通って2階にあるプラットフォームに下ります。
画面の左側が「グリーンライン」、右側が「ブルーライン」の乗り場ですから、乗換客もそれぞれ電車を降りて1フロア上って1フロア下りるという流れになります。

…それって、例えば画面左側が画面奥方向に行く電車の乗り場で、画面右側が画面手前方向に行く電車の乗り場だったりする方が、便利なはずですよね。
左側が横浜・中山方面行き電車乗り場で、右側があざみ野・日吉行き電車乗り場、といった「方面別」の乗り場設定になっていれば、高齢者や車イスを利用している方々にはバリアフリーに近い状態になったのではないでしょうか?
(たった今、乗ってきたルートを引き返す電車が一番乗り換えやすい構造って、なに?)
そして、ここから1km先の「センター北」駅までの間に、一番右端(西端)を走っている路線が内側2本の線路を横切って東側から2本目に割り込めばいいわけです。
そうすれば、「ブルーライン」か「グリーンライン」に乗ってこの「センター○」駅にアプローチする乗客は、どちらかの駅で段差なくもう一方のラインにスムーズに乗り換えることができるということになります。

横浜市営地下鉄は現在、経営状態がひどい状況にあるようで、中田宏横浜市長は民営化も視野に入れた抜本的な解決策を模索中とのこと。
線路を交差させるには、並走させるよりも多額の費用がかかることとは思いますが、それでも利用者の誰もが便利と思える施設を造るために多少の金額を上乗せする方が、税金のムダ遣いとは言われない結果をもたらすものだと思います。
実質的な便利さという好評を得て利用者も増えて結果的に増収につながったりして、「横浜市営交通」としてのブランド価値どころか、「横浜市」そのもののブランド価値さえも向上しようというものです。

先人たちのもう少しの努力の足りなさで、ちょっと不便な乗換駅が2駅、来年3月末、ここに誕生します。


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