「大鉄道博覧会 ~昭和への旅は列車に乗って~」

今週の水曜日は、先週土曜日の代休を取って都内にヤボ用に。
午前中で用は済んだので、せっかくだったので午後は江戸東京博物館で開催中の特別展「大鉄道博覧会」に行ってきました。

一般当日券1,300円の入場料を払って、1階の企画展示室へ。


入ったばかりのところにどんと置かれているのが、「下工弁慶号(くだこうべんけいごう)」と呼ばれる小型蒸気機関車。
これは、1907年に東京石川島造船所(現石川島播磨重工業)で製造され、山口県徳山市の海軍燃料廠で石炭の運搬に使用されたあと、下松工業学校(現下松工高)で実習教材となって、その後下松工高同窓会から下松市に寄贈されたという、現存する最古の蒸気機関車だそうです。100歳で、稼働可能とは!
ふつう黒一色というイメージのある蒸気機関車ですが、緑や赤で塗り分けられているところはアメリカやイギリスの機関車のようなイメージです。軽便鉄道ファンの間で人気の高い、米国ボールドウィン製機関車の影響が色濃く出ているのだそうです。


もう一台の実機展示は、新潟県糸魚川市の東洋活性白土の構内線で活躍していた小型蒸機「くろひめ号」。
この機関車はもう稼働できないものだそうですが、有志の方々の尽力でとても良好な保存状態を保っているのだそうです。
軽便鉄道としては一般的な軌間(つまり2本のレールの幅)762mmより狭い610mmの、文字どおり軽便な規格の線路を使ったこの機関車は、数年前まで各地のイベント等に貸し出され、走っていたそうです1956年製で、国産最後の実用蒸機とのこと。
「下工弁慶号」と同様の国産ながら、「くろひめ号」より倍の年月も古い「下工弁慶号」の方がキチンと走れるとは…。



昨年5月に東京・万世橋にあった「交通博物館」が閉館し、今年10月埼玉県大宮で新たに「鉄道博物館」が開館するまでの間、こういった展覧会が催されて一部の展示品が貸し出されるというもの、好いことだと思います。
“鉄道”という切り口の展示ではありますが、明治以降の日本の近代化、特に戦後の高度経済成長期に鉄道が果たしてきた役割を、社会背景などと併せて説明されているところなどは、鉄道に詳しくなくとも、あるいは興味がなくとも充分に理解が進むものと思います。


展示は1時間ほどで全てを見ることができ、意外とあっさりとしたものでしたが、展示室に隣接する会議室では鉄道模型のレイアウトやジオラマが展示され、また展示室を出たところには土産物店も大々的に設置され、賑わっておりました。

ここのところ、「電車男」辺りからなんとなく鉄道ブームが再燃し、タモリが鉄道ファンであることを公言して以来「タモリ倶楽部」でたびたび鉄道ネタを取り上げたり、この夏まではテレビドラマ「特急田中3号」が放映されたりと、テレビで鉄道が題材に使われることが増えています。(「電車男」は鉄道ファンじゃないんだけどね…)
また、食玩などでも鉄道がテーマに取り上げられ、玩具メーカー各社も鉄道模型に匹敵するような精巧な玩具を出してきたり、さらには女性鉄道ファンを扱った漫画なども登場し、今は何度目かの鉄道ブームなのだそうです。
それを反映しているのでしょうか。この会場でも高校生とおぼしき女子がひとりで機関車にカメラを向けたりしていました。
ボクはというと、そんなブームには関係ないねなどと思いながらも、ついつい“流行りの”「銚電のぬれ煎餅」を買ってしまいました。
大鉄道博覧会


AUTHOR: はげ納豆 DATE: 07/30/2007 13:13:26 濡れせんべいきたーーーーーーーー 今年も犬吠いく予定があるから、おそらくかってくるよー
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