映画 『ビリギャル』

《ものがたり》
さやかは高校2年生。中学入学以来、全く勉強をしなかったので、ついに成績は学年ビリ。いくらなんでもこのままではマズイと思ったのか、そんな女の子が学習塾にやってきた。でもその姿は金髪、ヘソだし、超ミニスカのギャルメイク。対応した塾講師の坪田もびっくりの彼女の知識は小4レベル。聖徳太子を「セイトクタコ」と読み、東西南北も分からない。それでも夢は大きく第一志望はチョー難関の慶應大学!(←ゼッタイ無理!)
「さやかが慶應なんてチョーウケる~!」こうしてノリで二人三脚の受験勉強がはじまった!(でも、まず小4向けのドリルからね)果たして、こんなことでビリギャル・さやかは慶應大学に受かるのでしょうか??



ビリギャル


俗に、馬鹿は移るなどといわれています。
肝心な “馬鹿” の定義が曖昧ですが、インフルエンザでもあるまいし、移ることなどないはずですよね。
この作品の主人公・さやかは、早いうちから勉強することを怠けてきたせいか、学力が極端に低く、また本人がそれについて引け目を感じている風もありませんでした。
しかしながら、無学ながら、さやかは馬鹿ではありませんでした。

知識や常識が年相応に備わっておらず足りなくとも、何らかの動機付けによって本人の中に意識が芽生えればものごとは好転していくというもの。
塾講師の坪田先生の言葉に乗せられたさやかは、スタート時点の体たらくに腐ることなく調子よく勉強を開始します。
坪田の的確な後押しと、さやかの母の暖かい心によって、どんどん勉強に集中していくさやか。
やがては母親以外の家族や友だちなども応援をし始めます。

冒頭で「インフルエンザでもあるまいし」と書きましたが、インフルエンザの語源は「影響」を意味する言葉で、英語では「influence」と綴ります。
そしてその「influence」の第一義には、「(人)を感化{かんか}する、(人)を動かす」とあります。

夢を持って目標に向かってまっすぐ歩む人がいるとき、その姿は周囲の人々にも何らかの影響を与えて、何か協力しようと思わせるようになるのでしょう。
さやかの努力にはもちろん感服しますが、周りの人たちからの温かさがじわりと感じられるシーンがなんとも心地よい、素敵な作品でした。

努力は報われる-
改めてその言葉を信じて、今一度ちょっとむずかしいことに挑戦してみるのも悪くないかも、なんてふと思った、キュートな一本でした。




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