Happy Birthday RAKU

1990年代の終わりに、仕事でスヌーピーのキャラクター商品を作っているメーカーをまわっていたことがあります。
ガラス製のコップからビニール製のピクニックシート、ぬいぐるみを作っているメーカーも何社かまわりました。
その当時はスヌーピーにも、「Peanuts」というシニカルなコミックにも全く興味はありませんでした。
スヌーピーのモデルがビーグルだということも、知りませんでした。
そもそもキャラクター商品自体に疑問を感じていました。その多くは、全く同じイラストがコップや弁当箱や下敷きなんかに貼り付けられているだけだというのに、なぜかそれだけで絵が貼られていないモノよりも価格が高いし…。
納得できない理屈がまかり通っているような気がして、キャラクター商品自体が好きになれなかったのです。

そういう意味では、ぬいぐるみだけは少し意味合いが違ったのかもしれません。
絵を貼り付けて作ったものではありませんし、おなじみの絵のデザインでもありませんから。
ぬいぐるみの多くも、今どきの雑貨の生産では常識の、中国製です。
しかし、しっかりと管理された版権元の承認が得られるように、ぬいぐるみ製作は中国で大量生産するにしても日本人の目による絶え間ない監修作業がおこなわれているのだということを聞きました。
その結果できあがってくるぬいぐるみは、やはり品質の高いもので、それは中国の人々からも手に入れたいと思わせる品なのだそうで、事実、香港などから観光で日本に来る人たちが、スヌーピーやディズニーなどの“日本生まれ”ではないはずのキャラクターのぬいぐるみを買って帰ることが多いのだとも聞きました。

そんなスヌーピーのぬいぐるみですが、日本人が監修しているかどうかを見極める目安が、オデコから鼻頭にかけてのカーブなのだそうです。
オデコからのカーブは眉間にできた吹きだまりのようなくぼみを経て緩やかになって、鼻柱を通って黒い鼻頭に到る直前でまたちょっとカーブを描く。
そんな絶妙なラインが描けておらず、頭の先から鼻頭まで一直線でくびれていないのは、日本人が監修したモノではないらしい、と。
そんなわけで、スヌーピーのぬいぐるみを見るたびにオデコと眉間に注目するようになっていました。

それがビーグルが好きになった始まりだったのかもしれません。
そんなわけで、うたの弟を決める時にビーグルしか思いつかなかったわけです。

それが2002年の今ごろの話。
その年の3月に我が家にやってきたビーグルが、今日で6歳になりました。
最近ようやく、ボクにホントに懐いてくれていると感じるようになった らく。
← これが理想の、オデコから鼻頭までのラインです。
らく、これからもよろしくな。長生きしろよ。

(Photo by wa!)



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