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Seven years

JR四ッ谷駅 麹町口


7年前のあの日、ちょうどあの時刻に、この写真の中の建物の地下にいました。
地下のホールの扉口で仁王立ちで、宴の終わったステージ付近を眺めたり、上から吊り下げられている照明などが落ちてこないか見つめながら、ずいぶん長く揺れるなぁと思っていました。
大きな地震というよりも、とにかく長く揺れる地震だなぁと…。

あの日はあのあと20kmぐらいの道のりを歩いて帰ったけれど、ボク個人としてはその前の年の2月くらいからちょっと苦しい目に遭っていて、その最終章みたいなタイミングであの日がやって来たのでした。
最終章の大展開、でした。

自分だけに不幸が被さってきたような気持ちで一年間を過ごしてきたけれど、あの日を境に、身の回りの全てのヒトたちにも一斉に不幸が被さった。
ボクだけが不遇なわけじゃなくなった-

粉や粒をふるいにかける時、大きく一回振っただけでは粉や粒はきれいに揃わないけれど、長く丹念にふるってやると微細ながらきれいな粉だけが落ちて、ふるいの上にはこれ以上小さくならない無骨な原型だけが残る。
あの日の長い揺れが全てのヒトたちから虚飾をふるい落とし、少しだけ角が取れたヒトビトは寒空に薄着で放り出されたように無防備な姿で不安に苛まれるようになった。

そう思ったら、ボクの中でなにかが変わったらしい。
ネガティブに思う気持ちは根強くあるけど、それを押し出してアピールするようなことは誰にとってもうれしくないし明るい気分にはならない。
そう考えるようになった。
強くなったわけじゃない。今まで否定してきていた臆病な部分や強がりを素直に認めて、自分自身の小ささに謙虚になっただけの話。
そういったプロセスを経て、今の自分、今のボクがいる。

そういう風にハッキリと考えられるようになったのは、去年から今年にかけてのことなのかも知れません。
7年目の今日、あの時刻にあの長い揺れを感じた建物の前まで行ってきました。
ターニングポイントとまでは言えませんが、マラソンなどに喩えるならばボクが栄養ドリンクを手に取った給水ポイントだったような場所、…なのです。


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手ぬぐい考

決して値の張らないものでも、額装して飾れるのが 手ぬぐい。
高価なタオルでも真似はできまい。

手ぬぐい



三浦大根の天日干し を見に行く

三浦海岸まで、大根の天日干しを見物に。

三浦大根

三浦大根

海岸は温暖で風通しが良いので、天日干しに最適とのこと。
凍ってしまったりしないので風味が損なわれないのだそうです。
数日干して、その後は葉っぱの根本から切り落として、たくあんに。

三浦大根

三浦大根

真っ青な空に映える白が美しい。
次に目にする時には美しい黄色に染まっているはず。
美味しくな~れ!

三浦海岸


​ 山茱萸

山茱萸(さんしゅゆ)


初めての町、道沿いの家で見かけた鮮やかな赤色。
庭の掃除に出ていたその家の方に、駅までの道順を訊いたついでに花の名前を尋ねてみたところ、“さんしゅう” であると教えてくださいました。
春になると赤い実に代わってたくさんの小さな黄色い花が咲くのだそうです。

せっかく名前をうかがったのに、あろうことかすぐに忘れてしまったので、改めて検索。
「さんしゅゆ(山茱萸)」
これが正しい名前。
秋の日に輝くこの赤い実から “あきさんご(秋珊瑚)” という別名があるのだそうですが、もうひとつ “はるこがねばな(春黄金花)” という呼び名もあるとのこと。
秋と春に周囲の人たちをもり立てる力のある、なんだかおめでたい木のようです。

枝を切って牛乳に浸しておくとヨーグルトになるとのことも書かれておりました。
ブルガリアでは “ヨーグルトの木” と呼ばれているそうです。

53

​今日、生まれて初めて 53歳 になりました。
53

「53」
江戸時代中期に京都で活躍していた絵師、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)は、当時の日本人の平均寿命が34歳ほどだったという中で、85歳でその長寿を全うしました。
若冲に関する講演会で講師の方が「現在の木綿豆腐が京都で開発されてから京都だけ平均寿命が劇的に延びたのだと…」と述べられていましたが、彼の長寿もそれが理由だったのでしょうか。
ともあれ、人類は全世界においても30歳前後までしか生きられなかった18世紀を経て、20世紀に入り寿命が突如として飛躍的に伸び、そして今、次の21世紀でもその状態を維持しています。
そんな21世紀の今日、20世紀の半分を過ぎて少し経った1964年に生まれたボクは、53歳になりました。

昨年のこの日、ボクは拙ブログに「52」という数字はジョーカーを除いたトランプの枚数だと書きました。
ならば、「53」はジョーカーを1枚加えたトランプの枚数で、いわゆる “ババ抜き” がこの枚数でプレイされています。
その “ババ抜き” は英語で “Old Maid”というのだそうです。
“Old Maid”とはつまり “オールドミス” のこと。
同じ数字やアルファベットのカードが揃ったら片付けられていき、最後に残った一枚が “オールドミス” と…。
なんとも相当に侮蔑的な命名です。しかもなぜ女性?
まあそれはさておき、今日、ボクたちはジョーカーみたいな顔をしたトランプ大統領もいる世の中で、絶えず “ババ抜き” さながらの駆け引きをしながら生きているわけです。
ところで、駆け引きといえばその勝負に勝つための目的があるわけですが、医療や生活環境全般の進化に伴って生死の駆け引きに抗って平均寿命を急成長させた19世紀以降の人類たち、つまり今を生きるボクたちにとって、駆け引きに勝ち抜いて長生きを手に入れることの目的や理由というのはいったい何なのでしょう-
つい最近、そんなことを考えてしまうことがあったのです。
詳細は一切語りませんけれども…。

1980年代に結成されたドイツのポップバンド「アルファヴィル -Alphaville-」の「FOREVER YOUNG」という曲に、 “It's so hard to get old without a cause” という歌詞があります。
“存在理由なしに歳を重ねていくのはむずかしい” とでも訳しましょうか。
長生きさせる方法や手段はつぎつぎと開発されているのですが、長生きする理由や目的は実は何ともハッキリしていません。
18世紀に30歳程度だった寿命は、なにを目指して今は80歳代まで延長されているのでしょう?
過去から皆が追い求めてきた不老不死の薬はあいにくまだ完成してはいないようですが、なんだかんだだいぶいい線まで人間は生きながらえるようになりました。
…でもだけど、それはなぜ? 何のため?

まだ誰も考えていないのならば、ひとまずボクにはまだあと30年近くあるわけなので、これからちょっと考えてみることにしましょうか。
そんなことを思った生まれて初めて迎えた53歳という年齢の最初の日が、今日でした。

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I.Z.と書いてイーズィーと読みます。
こまめというわけにはいきませんが、ちょっとしたことを書き記してみます。

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